プロローグ 生まれたての神龍
ここ……は?
どこ?
私は…。
誰?
ガサガサ
⁉︎
何?
ああ、私が動いたから音が聞こえた?
なら、問題ない、かな?
………。
………あ………れ………?
意………識が………。
とお………く………。
/////
………。
ここは?
………。
ああ、私が起きた、場所?
これは?
このチシキはどうしてあるの?
どういうことだろう?
………。
………………。
………………………。
………………………………???
………あれ………。
また………意識が………。
遠のく………。
/////
私が生まれてから、半年が経った。
いつもいつも、何かが知識をくれる。
いつも。
誰かが。
大体同じ様な知識だけど。
それでも、やっぱり違う知識が来る。
………。
今日はこのくらいかな。
じゃあ、おやすみ。
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十年が経った。
いつのまにか、経っていた。
最近分かった事がある。
私にいつも知識をくれるのは、丸い。
これまでは分からなかった。
でも、ボールとはちょっと違う。
それに、大体丸いだけで、例外もある。
三角ぽかったり。
四角かったり。
する。
………。
今日はおしまい。
おやすみなさい。
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五十年が経った。
私は、私がどういう存在なのか、理解した。
私は、魂を吸収して、輪廻に回す事が仕事。
そういうことを。
理解した。
………。
終わり。
そろそろ仕事しなきゃ。
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何年経った?
それすら分からなかった。
それだけ長い月日を過ごした。
ここは、暗いのと明るいの違いしか無い。
だからそれで判断してる。
最近力が湧いてくる。
理由は知らない。
………。
仕事しなきゃ。
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・
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それは唐突だった。
私は理解した。
それが私の出来る事だと。
世界を作り、私の力で魂を作る。
そうすれば。
そして私は世界を作った。
新たな世界。
リネテ
を。
だが、私は神にしてはあまりにも幼く、力の制御が出来なかった。
故に。
世界は生まれたが、それと同時に私もその世界に入ってしまったのだった。