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⑷『書けるだけ、書くということ』
⑷『書けるだけ、書くということ』
㈠
書けるということは、素晴らしいことだと、思って居るが、それは、高校生くらいの時に、書くことが出来なかったからである。前述したが、卒論によって、書くこと、それも、長い文章を書くということを、遂行したのが良かったのだろう。
㈡
とにかく、書けさえすれば良い、そんな風に思うのである。それは、いつか死がやって来る前に、俺は充分に書き切った、という感じを実感できたなら、それは素晴らしいことだと、未来を見て、思うからであって、どんな風でも良いから、書くことを止めない。
㈢
書くということが、書けるだけ、と念押しすることで、より本領を発揮する気持ちになる。書けるだけ書くには、もう死までの時間は迫っていると言えるだろう。であるからして、書けるだけ、書くということが、重要なのである。