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【不定期更新 短編集】 あと少しで届くのに……好き  作者: アキノナツ


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15/17

終わりの始まり

 

 腕を伸ばし、手を翳す。

 広げた指の間を通った光が目を細めさせる。


 赤い光は夜に包み込まれて昼の最後の光を残して消える。


 辺りを赤く燃えさせて、何もかも夜に譲っていく。消されていく。


 押しつぶされるように消えていく赤い光り。

 抗うように発する赤い滲み。


 最後のあの煌めきは昼の吐息。

 息を止める。

 凪ぐ空気。

 昼と夜が変わる境目。


 夜に呑まれるように遠ざかる影が長く伸びて、消えていく…。

 遮る物のない道を歩む君を追いかける。

 強い背中。

 地面を蹴る足を強く弾ませる。


 その隣りは空いてる?


 否、空けてッ。


 一緒に行こう。


 手を伸ばす。あと少し。


 息が続かなくとも、この足を止めない。届け。


 夜に溶ける前に届け、この想いッ。




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