第1ゲーム
小説のデータが全部飛んで投稿遅れました。すみませんでした。
俺らはデスゲームをやることになってしまった。
「ちょ、ちょっと!急に集めてデスゲームやるだなんて…おかしいじゃないの!」
確かに。セイラの言う通りだ
「あたしは嫌よ!死にたくないわ!」
まぁそりゃみんなそうだよな。死にたくない。
「まぁまぁお嬢ちゃん、落ち着いて。」
「落ち着けないわよ!」
確かにこの状況で落ち着けるやついないな。
「無事生き延びれたら帰してあげるんだから大人しくゲームやって。」
「もし…逃げ出そうとでもするなら…」
「ゲームオーバーだよ。」
とても低い声でゲームマスターはそう言った。
怖いことを言っているはずなのに全く怖くない。だってボイスチェンジャーまた忘れてるもん。
「それじゃあ、ゲームを始めるよ」
「最初はクイズ!簡単なものが多いからそんな心配しなくて大丈夫。1人脱落者が出たら終わりだよ。」
「2択クイズって言った方が正しいかな、問題をこのモニターに表示するから表示されたら答えがどっちか選んでね。」
「それじゃあよーいどん!」
運動会かな?
「なんで今君たちはここに呼び出されてると思う?」
最初から飛ばすなぁ…このクイズ大会。
「Aなんとなく、B君たちが悪者だから。さぁどれ?」
「なんとなくて呼び出すのは普通に酷いと思うわね…」
「でも俺ら悪者ではないだろ?」
「いや悪者の基準が違うかもしれない。虫とか殺しちゃったとか牛とか豚の肉食べてるも悪者に入るかもしれない。」
セイラとハルトとユウキは話し合って決めるんだな。いや俺も混ぜろや。
「死ぬ時は一緒よ!だから3人同じものを選びましょ!」
「だな、じゃあ俺はAにするわ。」
「じゃあみんなでAにしましょう。」
ハルトの意見でAになった。
「決まったみたいだね。」
「それじゃ、いっせーのせ!で札を上げて」
「いっけーのーせ!」
ハルトはAの札を、セイラとユウキと俺はBの札を上げた。
「正解は〜…B!」
「嘘……だろ……」
「セイラ、ユウキ、俺らはもう死ぬみたいだ……え?」
「あら、ごめんね。私たちBの札上げたの。」
「ごめんなw」
「嘘だ…嘘だ!騙したな!?」
「なんでこんなこと…」
「まぁ、答え知ってたからね…」
「だって………モニターに答え書いてるんだもん。」
そうなんだよな。答え書いてあるんだよ。
「だからって…なんで言ってくれなかったんだよ!」
「あなたに早く死んで欲しかったからよ。」
「誰か一人しか生き残れない。私は死にたくないから汚い手を使わせてもらったわ。だって、悪人だもん。」
「この…!」
「話は終わった?まぁいいか待たなくても。」
「それじゃハルトくん。最後に何か一言どーぞ」
「お前ら全員……呪ってやる…」
「ばいばーい!!」
そうゲームマスターが言ったと同時に、ハルトが立っていた床が抜けた。
ハルトの悲鳴が聞こえなくなり、みんなで床を覗いて見た。
そこには、大量の針に串刺しにされたハルトの死体があった。
「嘘…」
「こんな殺し方ないだろ…!!」
デスゲームですから。まぁ普通に殺しはしないでしょうね。
「あ、言ってなかったけど〜このゲーム進んでいけば進んで行くほど死に方が残酷になっていくよ!」
「ハルトくんは早めに死んでおいてよかったね〜このあともっと残酷な死に方だったから〜」
「それじゃ、次のゲームに行こうか。」
俺は初めてこのゲームマスターに怖さを感じたと思う。