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6 王都到着

今回は少し短いかも

すみません

感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってます!!

二日が過ぎ、三日目の朝


「フォン、少し外見てみろ 王都が見えてきたぞ」


「ほんとですか!?」


お爺様にそう言われて、外に顔を出すと、遠くの方に城が見えて、すぐ先の方は、関所らしきものが見えた。


「うぉー、なんかスゴい!」


「どうじゃ、スゴいじゃろ」


「うん、お爺様」


そう頷きながら、王都をみて胸をときめかせていた。


「フォン、王都に着いたら何がしたい?」


お爺様が聞いてきて、僕は外を見るのを止めて中の方に戻った。


「うんー、町を見てみたい!」


「そうか、なら一緒に行こうな」


「うん、楽しみに」


そう言っている内に関所らしきところに着くと、兵士の一人がこちらに来た。

何か話しているようだが、あんまり聞こえなかったが、少しすると、兵士は元に戻って馬車が進んだ。


馬車の中のから見る王都は、いろんなお店や面白そうものがあったりと、とても凄かった。


「お爺様、面白そうお店やものがあってスゴいですね」


「そうかそうか、ワシの家に着いたら一緒に行こうな」


「はい、お爺様!」


そう答えて、僕はまた街を見た。





いろいろ見ていた間に、お爺様の家に着いた。

中に入ると、白髪のお婆様がいて、僕の方に寄ってきた。


「フォン、こんにちは、久しぶりね」


「はい、お婆様、こんにちは!」


「来たばかりだけど、フォン、その髪を染めましょうか」


「すぐやるのですか?」


「あら、少し休んだ方が良い?」


「いえ、大丈夫ですけど、てっきりいろいろ説明してからかと思っていました」


「普通はそうかもだけど、髪を染めるのは少し時間がかかるからね」


「そうなんですか!?」


一度目や二度目の人生では、染めたことがなかったため、少し驚いた。


「それに、フォンが街を見たいって言ってるしね、出来るなら速い方が良いでしょ?」


「はい、ありがとうございます、お婆様」


「なら、早速ね、準備し終わっているから行きましょ!」


そう言って、僕の手を取って向かった。





染め終わって、鏡を見ると白からよくある茶に綺麗に染まっていた。


「うわぁ、スゴい!なんか別人みたい!」


僕が少し感動して、言うとお婆様は僕の顔を見ながら言った。


「そうね、別人みたいね、けど茶髪じゃなくて他のでも良かったかもね」


「そう、僕はこれで満足だけど」


「まぁ、フォンが満足ならそれで良いでしょう」


鏡の僕は、とても違和感があって、その原因の髪を触ってると、お婆様に注意された。


「フォン、あんまり髪を触らないこと!」


「は、はい てか、髪さわっちゃいけないですか?」


「そうよ、あんまり髪を触ってると髪の色が落ちちゃうじゃない」


「落ちる?、触るだけで?」


「そうよ、髪はとても繊細だからね」


「じゃ、お風呂とか入ったら落ちるのですか!?」


「そうだけど、どうせあんまり入らないでしょ」


「いや、入りますよ!」


「え、入るの? 染めるだけでも少し傷むのに

お風呂に入ったらもっと傷むじゃない!」


「そうなのですか?」


「そうよ、さっきも言ったように髪は繊細なのよ」


そうなのか、知らなかった。

そういえば、前世ではハゲていたけど、てっきりストレスでなったものかと、

もしかして、ハゲたの、毎日お風呂に入ったせいなのか?

なら、気をつけよう


「分かりました、お風呂に入るのは控えますし、髪を触るのも気をつけます」


「なら、よろしい」


お婆様がそう言ったあと、メイドがやって来て

昼食の準備が出来たことを伝えてきた。


「フォン、昼食も出来たようですし、行きましょうか」


「はい、お婆様」


そう言って、お婆様と一緒に向かった。





「おー!別人みたいじゃの!」


食事場に先にいたお爺様が、僕を見てとても驚いた様子で言った。


「しかし、何度も見てきたが、髪ひとつでこんなにも変わるのか」


「何驚いているんですか、私のやメアリのを見てきているんですから」


「それもそうだが、フォンのは、初めて見たし」


「そうですか、まぁ、いいわ、けど髪に触らないようにしてね」


「分かっているとも、触らないから」


お爺様とお婆様が話している内に、料理が運ばれて、食事が始まった。


食事中は、お爺様に行きたい場所を具体的に聞かれたり、何が欲しいとか様々なことを聞かれたりした。


食事が終わり、やっと街に行けることになった。


結構楽しみだったから、地味に嬉しい

前世では、貴族街しかほとんど行かず、街の賑やかなところは行ったことがない。

だからこそ、今回はいろいろ巡りたい。


そう思って、馬車に乗って庶民街の中心部へと向かった。

これからも頑張ります!

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