20 依頼
フォンはスラム街に行くために、準備を始めた。
「えっと、先ずは、顔とかを隠すためのフードとかあと、危なくなった時のためのナイフを用意しとこう、後は護衛の人たちに聞けばいいかな」
僕はそう思って、ギルド街にある冒険者ギルドへと向かった。
☆
「あの~、すいません」
「はい、何でしょうか?」
「えっと、依頼を出したいのですが」
「依頼ですか、どんな依頼ですか?」
「えっと、僕の護衛になってほしいって依頼なんですけど」
「個人の護衛ですか……」
僕の依頼内容を聞くと、受付の人は何かあるのか、少し悩んだ。
「えっと、この依頼ならば、この冒険者ギルドではなく、傭兵ギルドの方がいいと思う」
「そうなんですか? けど、護衛の依頼をやっていると思うんですけど」
「えっとね、それは商団の護衛依頼で個人ではないんだよ」
「そうなんですか? なぜ個人は出来ないのですか?」
「それはね、商団の場合は盗賊以外にもモンスターも相手にすることがあるから、総合的には冒険者がいいんだよ」
「そうなんですね、分かりました、ありがとうございます」
「いえいえ、どういたしまして」
僕は受付の人にお礼を言って冒険者ギルドを出て、傭兵ギルドへと向かった。
☆
「あの~、すいません!」
僕が傭兵ギルドへと行くと、受付の人が見当たらなかったから、大声で呼んだ
すると、ゴツい人が出てきて、少しビビっていた。
「何だ? 何か用か?」
「は、はい、えっと、依頼をしたいのですが?」
「どんな依頼だ?」
「えっと、護衛の依頼なんですけど」
「護衛か、なら、向こうの板に書き、掲示板に掛けるといい」
「分かりました」
僕は、受付の人に言われたとおりに板に書いて
掲示板の方に掛けた。
「あと数日経ったら、来てみな」
「分かりました」
僕は、そうして傭兵ギルドを出た。
☆
「えっと、この前護衛の依頼をしたんですけど……」
「おう、ちょうど依頼を受ける人が来たぞ」
「そうですか、どなたですか?」
僕は、依頼を受けてくれたことを聞いて、受けた人を探した。
「ちょうどな、あのフードを被っている奴だ」
僕は受付の人から、聞くとそっちの方へと向かった。
「あの~、あなたが依頼を受けた人ですね」
僕がそう言うと、予想外に女性の声が聞こえ、顔をみるとお面を着けていた。
「そうよ、よろしく」
「は、はい、よろしくお願いします」
「私の名前はナナリーよ」
「えっと、僕はフォンです」
「フォンくんね、依頼内容はあなたのスラム街視察の護衛ね」
「はい、そうです」
「そう、なら、何か準備はしているの?」
「えっと、そんなにやってなくて、そもそも何すればいいのかわからないし」
「なら、このまま準備に行きましょうか」
「今からですか、分かりました、では、お願いします」
そうやって僕は傭兵のナナリーと一緒に準備をするために傭兵ギルドを出た。
初めて感想もらいました、嬉しかったです!!
これからも頑張りたいです。
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