12 前前世の商品
今回も短いです
これからは短めにやっていこうと思います
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僕たちは、村に着いたので村長の家に泊まって一夜を過ごした。
「おはよう」
「おはよう、ルトさん!」
朝早く起きた僕たちは、早速準備を始めた。
「しかし、これ、いくらで売るのだ?」
「いや、今回はこれがほしいものかを調査するだけだから、売らずに配るよ」
「配るって、商売するつもりがないのかよ」
「大丈夫、これは今回だけ」
「そうか、けど、これで誰をメインしているんだ?」
「う~ん、子供とか二十代前の人たちかな」
「そうですか、まぁいいや」
僕がある程度ルトさんの質問に答えると、ルトさんはなにも聞かずに動いた。
☆
昼頃になり、村の人々が休憩したときに僕らは品を配り始めた。
「あの!これ一つどうですか?」
僕が大きく声をはって言うと村の人々が近づいてきた。
「これはなんだ?」
村の人々は、僕が前世の記憶から思い出し料理人に作らしたポテートチップスを手に取った。
「それはですね、新しく作ったお菓子です」
「お菓子? なら甘いのか?」
「どうでしょうか、今回はお試しなので食べてどうぞ」
「じゃあ、一つ貰うよ」
村の人々は、ポテートチップスを一枚とって食べた。
「甘くない!けど、美味しい!」
「ほんとだ、お菓子だから、てっきり甘いものと思ったけど、塩辛い」
村の人々は美味しいと口々に言って、何枚も食べていた。
「うまくいっているな」
「えぇ、これなら売れると思わないか?」
「どうだろうな、値段によるだろうな」
「なら、大丈夫だと思う、値段はそもそも原価が安いし、これ自体は調理が難しくないからさ」
「なら良かったな」
ルトさんと会話しているうちに、あっと言う間に全てがなくなった。
僕は、その結果に満足しながら、片付けをして村を出た。
☆
「しかし、これを一体いくらで売るのだ?」
「僕の中では、銅貨一枚で二枚ぐらいでくらいで売ろうかなって」
「それで元の材料はいくらだ?」
「材料は、一キロで六個はいっていて銅貨十枚くらいで、塩が一グラム銅貨二枚で一つから十枚はできるから」
「単純で銅貨十枚くらいは儲かるかもね」
「おお、凄いじゃないか!」
「まぁ、けど、結構売らないとね」
「だけど、よく思い付くな」
「たまたまだよ、あ、僕お爺様にこれ伝えてくるから」
「わかった、待っているよ」
☆
僕は、お爺様にこのポテートチップスを農民などに売っていくことを始めることを伝えた。
「そうか、それを売るのじゃな」
「なら、頑張りなさい、けど、困ったことがあったら頼りなさい」
「わかりました、お爺様、じゃ、これで頑張ります」
僕はそうして、商人としての一歩を踏み出した。
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