7 おつかい
近所のスーパーへ向かう途中。
私が急に無理矢理おつかいを頼まれたのは、気分転換だったりする。
あの一件で…私が心配しても本当に仕方のないことなのだけれど、どうしても考えてしまって、この有様だ。自分で自分に引いてしまう。
私は平凡に育ってきたから、他人の闇には敏感なのだろうか…。自分が思いの外感受性が豊かだったことに驚く。
そんな思考をしばらく巡らせていたが、気分転換になってないということに気づき、私はそれらを搔き消すように駆け足でスーパーへ向かった。
スーパーにつくと、やはり休日だからか、かなりの人でごったがえしていた。
「スーパーなんて、久々だな」
小学生以来ほとんどいっていなかった気がする。
私は懐かしさに心躍らせながらも買い物カゴをとりだし、さっそく母親から渡されたメモを確認した。
「え〜っと、まずは牛乳か」
感傷にひたりながら牛乳を探す。
あまり多い量を買う予定ではないのでカゴだけで移動する。
「あっ、あった」
牛乳パックは入り口から少し遠いところにあった。
牛乳だけでこの種類……。いつも思うが、牛乳の種類の多さには目をみはるものがある。
少し迷ったが、その中でまんなかくらいの値段牛乳に決めた。プリントされたイラストや売り文句もなんとなく無難だ。
そして、それを手にしようとしたその時。
違う人の手と、私の手が触れた。
「あっ、すみませ…」
こんな漫画みたいな展開あるのか…と思いつつも反射的に相手の顔の見ようと顔を上げると…
「って、あ〜〜〜〜っ!!!!」
桜花ちゃんを平手打ちしたあの生徒だった。
私のことはやはり知らないようで、その女の子は若干眉をひそめた。
割とテンポよく進んでいるような!
でも文字数はあいかわらずです。調節が出来ない…




