6 休日
高校生活、始めての休日。
私はあいかわらず、桜花ちゃんのことを考えていた。
だけど、それは前のような敬遠めいたものとは違って、「クラスメイト」に対する、純粋な好意と興味…になるはずだった。
あの一件で…すごく、心配だ。あの雰囲気で仲良くなるって訳にもいかないから、やっぱり「それなりの仲」なままだった。
「はぁ…私の脳みそは、こんなもんだったんだね…」
ベットに寝そべりながら、負の感情を搔き消すように…務めて普通のテンションで、独り言としては大きめに呟く。
その前は、ぶっちゃけ一緒に遊びたいとか、そんなレベルには達していなかったのだ。
桜花ちゃんのこと考えていたのだって、ふとした瞬間に「そういえば」感覚で出てくるものだったし。
やっぱりそれなりの関係というのは、本当にそんなもので…逆に、そこまで心惹かれていたら自分でも引いてしまうくらいなはずだった。
…って、尾行しようとまで言ったのに今更なんなんだ私は…。
と、心の中で自分にツッコミをいれる。自分の気持ちがよくわからくなってきた。
私が謎の虚しさに浸っていると、
「木葉〜!お母さん、買い物いってくるから」
階段の下から、母親の声が聞こえてきた。
私の部屋は二階の階段のすぐ近くで、割と一階の声は聞こえてくる。
ドアが閉まっているのにこんなに大きく声が聞こえるのは、母親の声が大きいというのもあるけれど…。
「あっ!まってまって!それ、私がいくっ!」
大急ぎでドアを開け、食い気味に答えた。
どうせ暇なのだ。謎の虚しさに浸るよりかは大分有意義な時間の使い方だろう。
「えぇ〜、メモとか書くのめんどくさいし、私がいくわよ」
母親はめんどくさそうに答えた。
ええい、親ってのはやたらとおつかいと頼むものじゃないのか!
「い、いいからっ!私にやらせて〜っ!」
許可をもらった訳じゃないのに、大急ぎで着替えながら答える。
「んもう、わかったわよ〜メモかくからそれまでに準備なさい」
「ありがと〜!」
って、なんで私がお礼してるんだろ…
急にだいぶ更新がおくれた〜…。
四話からだいぶ手詰まってます!




