依頼を受けよう!1(カイルもいる。保護者として)
できた~~!!
眠た~い、だる~い、よし、寝よう!!
こんな感じの作者ですががんばって書いたので読んでみてください。
部屋の中に日差しが入り込んでいるそのことに気が付いてやっと、俺は起きた。
やっぱり、カイルは下の階にいて朝食を食べていた。昨日は冒険者登録の際にテンプレが起きたり
ギルドマスタ-が男の娘でカイルのことが大好きだったせいで決闘があった。(全く疲れなかったけど。)
まあ、昨日の決闘のおかげで親友ができたからいいとして、早く朝食を食べてギルドに行こう!
そして、朝食を食べ終わりカイルと一緒にギルドに向かった。
流石に昨日みたいに俺にぶちのめされたくないのかテンプレは起きなかった。それどころか
俺に向かって恐怖の視線を向ける者たちもいる。まあ、あれだけ派手にぶっ飛ばしちゃったからね・・・。
まあ、後悔の念なんかさらさらないんだけどね。あははははは!そして心の中でひとしきり笑ったあと。
受付嬢のリンさんに突然声をかけられた。
「おはようございます」
「ああ、おはよう」
「すいません、朝から申し訳ないのですがギルドマスタ-お呼びなので、ギルドマスタ-の部屋にいってくれますか。あと、『カイルは絶対に連れてきてくれ』だそうです」
「わかった、強引にでもギルマスの部屋に連れて行けばいいんだな?」
「はい、それでお願いします。ギルドマスタ-いわく『なぜか、僕を見ると逃げるからどんな手段を
用いてもいいから、必ず連れてきてくれ!』だそうなので」
「うん、カイルには悪いがギルマスの部屋に強引にでも連れて行かせてもらうことになった。
許せ、カイル俺はこんなことは本当はやりたくないんだがおとなしく捕まって俺と一緒に
ギルマスのへやにいってくれ・・・・(笑)」
「おい、ちょっと待てなんで俺があの変態のところに行かなくちゃならないんだ・・・・。リュ-ンお前
もわかるだろう、あいつが変態だということが!!」
「ああ、俺もあいつが変態だというのは分かっているがここでお前がギルマスの部屋に行かないと
話が進まないんでな、実力行使でお前を引きずってでも変態の部屋に連れて行ってやる・・・・」
ジャラッ
「おい、ちょっと待て、その手にもってるのはなんだ・・・・・」
「鎖だが?」
「いや、『鎖だが?』って言われても納得できるか!!!」
そういって、カイルはギルドの入り口に向かって走り出した。それを見て俺はカイルの目の前に
一瞬で移動しカイルのことを鎖で縛り上げた。そういえば何で縄じゃなくて鎖を使っているかって?
いや、なんか縄よりも鎖のほうがなんかしっくりきたんだよね。まあ、なんとなくで使ったよ。
ちなみにこの鎖はスキルで創った。取りに行くの面倒だから。
まあ、ともかくこのままカイルを引きずっていくか。なんかカイルが喚いているようだけど
きにしない、きにしない。
「うわあああああ、アイツの部屋には行きたくないいいいいぃぃぃぃぃ・・・・・」
カイルは非情にもリュ-ンによって部屋に引きずられていった。
それを見ていた冒険者たちは・・・
「アイツには近づかないようにしよう・・・」
「そうだな、俺はあんな風にひきずられたくない・・・・」
「絶対に、敵には回したくないな・・・」
「はあはあ、俺もあんな風に縛られたい・・・」
まあ、反応は人によって様々である、変態もいたが・・・・。
やっぱり、変態はどこの世界でもいるんだなあ。と、しみじみ思う。そうこうしている間に
ギルマスの部屋にたどり着いた。カイルは途中まで必死に抵抗していたのだが、諦めたのか、勝てないと思ったのかおとなしくしていた。
「つれてきたよ」
「わあ、ありがとう!!カイルのことだから僕の部屋に行くことになったとき、暴れたでしょ?」
「そりゃあ、もう」
そういえば、カイルって普段しっかりしてるけど、ギルますの部屋に行こうという時だけ抵抗するよな。
まあ、変態が自分のことを好きだって言ってたらそうなるわな。実際、俺もそうなったら一切の躊躇なく
人でもなんでも殺せる気がするわ。
「くっ・・・、こんな変態がいるところに来たくなかった・・・・」
「変態だなんてひどいな~~、幼馴染でしょ?」
「俺の幼馴染は小さい頃、一緒に遊んでた時はこんな変態じゃなかった・・・・女装なんかしていなかったし、なんでお前はそんな変態になっちまったんだ!!」
「変態変態うるさいよ、僕はカイルが好きだからこんな格好をしているんじゃないか。カイルは女の子
が好きなんでしょ?」
いや、お前の場合は男の娘だよ!!とっと、危ない危ない叫びそうになっちまった。ていうか、どこからどう見てもギルマスは女の子なんだよな。性別は男だけど・・・・・。
「リュ-ン、なんか考えてないで早く助けてくれ!というか。この鎖をほどいてくれよ、動けないから!
あと、変態から逃げられないから!!まじで!!頼むから!!」
「「それは無理」」
「え・・・」
あ、カイルが固まった。よし、今のうちにギルマスと今日呼ばれた理由について聞くか。
カイルは放心状態で動いてないから、ほっとこう。
「あ~、ギルマs「僕のことは、キリって呼んで」ああ、わかった。それでキリ今日俺がここに呼ばれたのはなんでだ?」
「ああ、それかあ、君のランクのことについてだよ」
「そういえば、チンピラに絡まれてふっとばしましたね。俺が」
「うん、それで一気にAランクに上げちゃおうかな~って考え付いたわけだよ。君がふっとばしたとき
結構人いたし、絡むやついないでしょ。というか、君のこと怖がって近づいてくる奴いないでしょ。
それでも、近づいて来たら叩きのめしていいよ」
「叩きのめしていいのか?」
「だって、こんな小さい子いじめるやつは冒険者の風上にも置けないって思ってるからね、僕は」
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうわ」
「じゃあ、これで話はおしまい。ギルドカ-ドは受付のリンに渡してね、話は通してあるから」
「わかった、それはいいんだが、カイルはどうすればいいと思う?俺は別にカイルがいなくても
依頼を受けれるし、なんだったら俺が帰ってくるまでカイルはここでお留守番ってのはどうだ?」
「それはいいね、僕はそれに賛成だよ」
「じゃあ、カイルのこと頼んだぞ~」
「頼まれたよ~・・・・よし、これからなにしようかな~ふふふh『バタンッ』
カイル、お前のことは忘れない・・・・・・たぶんだけど・・・・・。
そして俺はカイルのことを消し去った。(記憶から)
「どうでしたか、ギルマスの話は」
「ランクのことでしたよ」
受付についたらリンさんから話しかけてきた。
「ああ、じゃあやっぱり、ランク上がるんですね」
「ええ、Aランクって言われました」
「え!?Aランク!!それは本当ですか!?」
「あれ、ギルマスから聞いてたんじゃないんですか?」
「いや、上がるとは聞いていたけれど・・・・まさかこんなに上がるとは思ってもみませんでしたよ」
「たしかにそうですよね~」
「まあ、そんなことより更新するのでギルドカ-ドを貸してください」
「はい、どうぞ」
「じゃあ、更新しますね」
リンさんがカ-ドを受け取ると、慣れた手つきで道具を使いカ-ドを更新させた。
「はい、できましたよ」
「ありがとうございます」
「どういたしまして」
よし、やっとこれで依頼が受けられる!!
部屋の中が暑い。
でもなんとかできた、よかった・・・。
---------------------作者の関係ない雑談-------------------------
日に日に暑さを増していってるんで、この間アイス食べたんですよ。
甘くて、冷たくて、おいしかったのですが次の日、おなか壊しました。
かれこれ、一時間ほどトイレにこもってた気がします。
皆さんもおなかを壊さない程度にアイスを食べましょう。
作者のようにならないように・・・・。(でも、アイスはおいしいから結局
食べますけどね・・・・。)
ちなみに私は『エッセルス-パ-カップ』のバニラが好きです。
読んでくれて、ありがとうございました。雑談は無視して大丈夫です。