精神世界(ある~日、夢の中神様にであ~った♪)
短いです。
その夜、僕は真っ白い空間の中にいた。
「どこだろう、ここ?」
「ここは、お主の精神世界じゃ。」
この語尾を付けるのはアイツしかいない。僕はその語尾で話しかけた相手を神様だと断定した。
「神様、精神世界ってなんですか?」
「疲れるし、話が長くなるから話さない。それで、お主に用があるのじゃが・・・。」
「面倒ごとは嫌だよ。」
「面倒ごとじゃなくて、お主についている称号のことなんじゃが・・・。」
「それについては、僕からも言いたいことがあります。」
「お主の言いたいことは分かる、『ドS』と『性転換者』じゃろ。」
「『性転換者』はいいです。風呂に入ったとき、まあ色々あったんで・・・・はあ・・・・・。」
風呂に入ったときに必ずぶち当たる問題が僕が全裸になるとまあ、いろいろと目にしちゃうんですよ・・。
トイレの時も同じですよ。もう大変でしたよ。僕はそれに関しては、あきらめたよ。うん。
「大変じゃったの、お主。」
「誰のせいですかっ!!そのとき、本当に大変だったんですよ!!こっちはいろいろなことをかんがえさせられたんですよ!!一応、そのあと自分は女なんだと思い込むようにしてなんとかなったんですよ!!
つかれたんですからね、ほんとうにっ!!!」
「おおぅ、まさかそんなに言われるとは思わなかったのじゃ・・・・・。」
「誰のせいですかっ!!!だ・れ・のっ!!!」
「わかっとる、すまんつい出来心でやってしまった!!」
「それ、大きな声でいうことですか!?」
「そうじゃ!!」
「だめだこの神様!開き直ってやがる!!!」
「そうと、お主、なんで『僕』なんていっておるのじゃ?」
「え、なんでってそりゃ男だったからに決まっているでしょう。」
「いや、なんかその口調だと『俺』って言った方がいいんじゃないかとおもってしまっての。」
「あ、確かに・・・・って、露骨に話をずらそうとするんじゃねえ!!」
「あれ、ばれたかの。」
「誰でもわかるわ!!まあ、神様の言うことも一理ある。」
「じゃあ、許してくれるのじゃな。」
「称号のことは絶対に許さん。まあ、ともかく今度から『俺』っていうことにするよ。」
「よし、じゃあつぎn「まだ話はおわってないよ・・・。」はい・・・・。」
「なんで、『ドS』っていう称号を俺につけたのかな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「だんまりか・・・・。」
「わかった、そこまで言いたくないのなら・・・・・」
「ゆるしてくれるんじゃな!」
「一発殴らせろ。」
神様の顔から血の気が引いた。
「死にくされやああああああ!!!」
「ちょ、ま、きゃぷっ!!!」
そして、神様はどこかに飛んで行った。そのあと、真っ白い空間が消え再び俺は眠りについた・・・・・。
主人公の一人称が俺になりました。
あと書き忘れていましたがこの小説は不定期更新です。
書き忘れていてすみませんでした。