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町というか村にいこう!(着きました。)

やっと書けた・・・・。

僕はいまカイルさんと話しています。カイルさんはぼっちの冒険者だそうです。声をかけてもパ-ティに入れてくれないそうです。差別ですねえ、まあ僕もいまはぼっちなので人のことは言えませんが。(笑)

そろそろ、村が見えてきました。道中のカイルさんの話によるとその村にはギルドがあるらしく、冒険者登録ができるそうです。自分見た目は子供ですが、神龍なのでどんな奴が相手でも負ける気がしません。

もし、登録するときにいちゃもんをつけてきたらぶっ飛ばして恥をかかせてあげましょう。

ふふふふ・・・・・・・。


「どうした、なんかお前怖いぞ?」


「ああ、すみません。ちょっと考え事を。」


そういえば、なぜあんなにカイルさんが僕になれなれしいか分かりますか?嬢ちゃんっていわれるのが嫌だから僕が≪嬢ちゃんって呼ぶのをやめてください≫っていったんですよ。元論もちろん、脅迫などはしていません。

眷属が一人『ドⅯ』になってしまっている以上、もしカイルさんに脅迫なんかしたら新たな扉を開いてしまうかもしれないからです。(素質があったらですけど・・・。)そういえば、ディアンはいまどこにいるのでしょうか?付いてきてる気配なんてまったくなかったんですけど・・・。あっと、こんなことを考えているうちに村についたようです。


「ようこそ!ユエン村へ!」


「へえ、この村って、ユエン村っていうんですか。というか、ここ村っていうより町に近いんじゃないですか?ギルドもあるし、宿屋や料理屋などもあるし。」


「まあな、ここにはダンジョンがあって攻略しようと冒険者が集まってくるからな。ダンジョンで手に入れた魔石などを売ればそこそこの金が手に入るし、ダンジョンの上の階層は小遣い稼ぎにちょうど良くて、下の階層は危険はあるがそこでモンスタ-を倒すと手に入る魔石がでかいから大金が手に入る。しかも、攻略できればだが、宝箱を手に入れて一攫千金できるからな。相当の実力者でなければ倒せないがな・・・。」


「じゃあ、ダンジョン行きましょう!」


「いきなりかよ!もう暗くなるし宿屋に行って休んでから明日いこうぜ。お前まだ冒険者じゃないんだし、ダンジョンに行くよりも先に冒険者登録しなきゃいけないしな。」


「それもそっか・・・。分かった、じゃあどこの宿屋にする?」


「う~ん、そうだな・・・・。じゃあ、すぐそこの宿屋にするか。」


「あれ、カイルこの村のこと詳しいんじゃないの?」


「いや~、実はまだこの村にきて二日ぐらいしか経ってないんだ。ギルドに行ってすぐに依頼を受けてそのまま森に行っちゃったからなあ。それで、死にかけてお前に助けてもらって今に至るわけよ。」


「まあ、あのときカイル本当に死にそうだったからねえ、僕が助けてなかったら今頃ジャイアントベア-のお腹の中だったろうね。」


「ああ、それについては本当に感謝してる。ありがとな。」


「改めて言われるとなんか恥ずかしいな。」


「まあ、立ち話もなんだし早く宿屋に行こうぜ。」


「そうだな。」


僕たちが止まる宿は『熊の家』という宿だ。入ると、そこには熊がいた。もう一度言おう目の前に熊がいる。獣人なのだろうか、体はやけにガッシリしていて頭の上には獣耳がついていた。


「いらっしゃい。何泊だ?」


「一泊、おねがいする。」


「別々な。」


「わかってるよ、俺はそんな幼女趣味じゃねえよ。」


「分かってればいいよ。」


「じゃあ、二部屋だな。一泊銀貨二枚だ。」


「カイル、僕の分も払ってくれ。」


「えっ、なんで?」


「助けてあげたじゃん。」


「しょうがねえな~、じゃあ店主、ほい銀貨四枚。」


「たしかに。風呂があるが入るか?入るならどうか五枚だが?」


僕は風呂という単語に即座に反応した。


「はいる!」


「はいるのか?」


「入ると言ったらはいる!」


「わかったよ、店主この娘だけ風呂にいれてくれ、俺は大丈夫だから。はい、どうか五枚だ。はあ、とんだ出費だ・・・はあ・・・・。」


「たしかに、頂戴した。これが部屋のカギだ。風呂は男と女で別れてるから間違えるなよ。」


「大丈夫、大丈夫。」


「じゃ、部屋にいくぞ。」


と言ってカイルが部屋のある方向に進んでいったので僕はカイルについていった。

そして、カイルは自分の部屋に僕は僕の部屋にはいった。

そしてすぐに風呂に入る準備を始めた。タオルもって着替えをもって脱衣所にいった。夜遅くだったせいか人もおらずゆっくりとした時間をすごせた。そして、部屋に戻ると明日どうするかをカイルに聞きに行くためにカイルの部屋の戸を開けた。そこには全裸で体を拭いているカイルの姿が・・・・・。


「・・・・・・・・」


「どうした。あ・・・・・・・。」


「・・・・・・・」

「・・・・・・・」


「せめて、腰にタオルぐらい巻けよお!!おらあっ!!!」


「ごっ!!」


僕はびっくりして男の急所を思いっきり蹴ってしまった。カイルは急所が痛いのかそこを抑えてうずくまっている。全裸で・・・。傍から見るとただの変態なので戸は閉めてある。そこでふと思い出した、自分の持っている厄介な称号を・・・。でも、そうなるとカイルに素質がないのを祈るばかりである。もし、素質があった場合『ドⅯ』になってしまうのでそうなったら、ギルドにつきだすことにしようと思う。

今、そう決めた。そして、僕は今も痛みで苦しむカイルに声をかけた。


「大丈夫か?カイル。」


「だい、じょうぶに、みえるか?」


「いや、すごい痛そう。」


「そう思うなら、今は話しかけないでくれ・・・・。」


「それはおいといて、明日どうする?」


「おいとくの!俺、そっとしておいてって今言ったよね!」


「うん、全裸でね。(笑)」


「そういえば、裸だった!!」


「今、気づいたのか。幼女の前で裸さらすとかとんだ変態さんだな。(笑)」


「笑いごとじゃないっ!!」


カイルはいつのまにか涙を流していた。僕はこの光景をみて、ようやくカイルはドⅯじゃないという確信と同時に素質はないとわかった。やっぱり、ディアンはある意味でとくべつだったということだろう。かんがえごとをしていると、カイルから。


「恥ずかしいから、そろそろでていってくれないか・・・・。」


と、言われた。正直あそびたりなかったが、まあまあおもしろかったのでよしとしよう。僕はカイルの部屋から出てそっと扉を閉めた。そして、自分の部屋へと向かい扉を開け、ベッドに体をあずける。

そして、ぼくは眠りについた・・・・・。


次も早く出せるようにがんばります。

緑茶、美味しい。

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