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炊きあがり なんと助平な 艶なのか
あえて破廉恥に臨む挑戦的な一句.
稲妻が「稲の妻」であるならば,稲自体は夫であるのは自明の理である.
こういった背景から,稲の性別は生物学上「オス」であることが分かる.
と,すると精米という作業は,米ぬかという「服」を脱がせることで,
米の雄々しい身体をさらけ出す作業であるわけだ.
そして,まだ荒削りな彼らと水を一緒くたに混ぜ合わせる「研ぎ」,
それらを高温で熱し彼らの身体に艶を出す「炊き」,
そして炊きあがり.炊飯器を開けるとそこには
白肌ムチムチドスケベ恵体モチモチ雄っぱいマンが大挙して現れる.
なんたる眼福.
こんなものを主食として食べている国はおかしい.
やはりHENTAIの国であったか日本.
明日の朝ご飯はパンにしよう.
キャン平÷均のりみち(2001~)




