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球と平 低次元への 片道切符
「地球」,地の球.
地球が「球」と認識されていない時代はなんと呼ばれていたのだろうか?
やはり,どこまでも続く大地を連想させる「地平」だろうか?
いやいや,果ては海であるので「水平」だろうか?
いずれも,「知った」人間の妄想である.
知識が「有る」状態で「無い」状態を慮るのは難しい.
もう,知らない世界には戻れないのである.
もう,箸を持てなくないし,自転車に乗れなくないし,正しく歩けなくない.
「知」は想像力を萎縮させる.
球と平,三次元と二次元,高次元と低次元.
知ったことで,知らない世界に戻れない.
高次の知により,低次での想像が不可能なものになる.
知識の吸収,それは本当に成長と言えるのだろうか?
脳は「低次元」に堕ちているのではないだろうか?
スーパーギガントおちんこたん(1700~)




