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きさらぎ駅  作者: 明樂
8/8

その後の2人

あれから俺らは仲良くなった。

登下校一緒にするようになって、電車で遠出とかもよくしている。


「あ、。」


「どしたの?」


「あれ、蔭山さんじゃね?」

俺らは一両目に乗っていたため、運転手が見えるところにいた。


「ほんとだ。蔭山さんだ!」

次の発車時刻まで5分あったため、電車は止まっていた。


「蔭山さん。」

声をかけるとニコッと笑った。


「お久しぶりです。加藤様。上野様。」


「ね、ねぇ蔭山さん。蔭山さん死んでるのにどうしてこの電車運転出来るの……?」


「私の魂がこの体に入っているからですよ(^ω^)」


『あ、はい……』


「さて、そろそろ出発ですね。」

電車が動き出した。


「和泉起こしてね〜……」


「はいはい。」

瑞希が俺の肩に寄りかかり眠りについた。


「あ……17時58分だ。」

電車に乗っていても、乗ってなくてもこの時間は苦手になった。


「ま、まさか瑞希があそこ行くとは思えねぇし、俺も寝るか。」

俺はアラームをかけて、眠りについた。


























『ようこそ、"きさらぎ駅"へ。』



『次は、あなたの番ですよ』

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