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玉砕戦2691  作者: 小池すんた
第一章~涼、未来へ~
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第四話

あんまり今と変わっていない未来ですが、今との大きな違いが明かされます。

設定集で見てしまった方、ごめんなさい。

午前8時半。都宮軍青年志願兵宿舎七号棟5階第一研修室。

俺は、さっきと同じ場所に座り研修を受けている。

「えー。次にだね。現代のね、科学だね、科学。科学についてね、学んでいこう」

勿論、教官は吾妻先生だ。

「えー、2536年だねうんぬんかんぬん」

ぐは。さっきと同じように、堕ち、かけ、てい、る…

では、ナレーターに切り替えていただこう。


涼の希望通り、そうさせていただこう。必要なところだけ抜粋した。

2536年、今までゲームの中だけの物かと思われていた「特性(スキル)」が発見された。

スキルは大きく5つのグループがある。「生存確率」「弾倉」「暗視」「体力」「スタミナ」である。

「生存確率」は、8段階で分けられる。

良い段階から順に、神運、超運、激運、強運、高死、激死、悪霊、死神である。

これらのスキルがない人に比べ神運は+75%分安全、死神は-75%分危険だ。

「弾倉」は3段階ある。

良い段階から、無限弾倉、マシンガン、アサルトライフルだ。

どれも、文字通りの効果がある。

「暗視」は4段階だ。

良い段階から、夜行性、サバンナ、ネコ目、鳥目である。

夜行性は、やろうと思えば昼と同じ明るさで物を見れる。ネコ目は、少し明るい程度だ。

「体力」も4段階だ。

良い段階から精霊王、精霊、雑魚、ス〇イムだ。

「スタミナ」は3段階だ。

良い段階からサイボーグ、アスリート、ヘタレだ。

サイボーグは、全速力で無限に走る事ができる。

ここまで、「スキル」について紹介したがスキルを発動させるには、軍隊に入り検査をした後、特別な訓練をしなければならない。ちなみに、最高段階のスキルを2つ以上持っている者は「チート使用者」と呼ばれる。

2541年には、化石燃料に代わる新エネルギーとして、「魔導核(マジックコア)」が発見された。

これは、世界を無形で流れている「潮流」を見えるようにしたものである。

しかも「潮流」なので、無くなることが無いのだ。

そのため、艦船などの推進力や空中建築物などに利用されている。そして2596年には、世界の家庭で使う電気の電力源の100%がこの「魔導核」を基にした「魔導エネルギー」となった。

21世紀との大きな違いは、これくらいだ。

さて、授業が終わったようだ。


「じゃ、次回からね、この都宮軍についてね、学習しよう。14時からだね」

ああ、終わった終わった。この爺、俺らを殺す気か?でも。

他の受講者は、みんなピンピンして目を輝かせていた。

なぜなんだろう。この差は何だろう。この時午前12時半。

さあ、食堂行くか。

食堂を出た俺は、一つ確認してみたかった事をした。

自室に戻り、窓から建物を眺める。

「やっぱりか…」

一つ一つの建物が浮いている。下から青白い光が出ていた。

そして。

「さ、寝に行くか」

次回からやっと物語らしくなるでしょう。

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