恐怖のメール
女性、美香、26歳、OL
かなり美人である。彼氏なし・・・
OLの仕事ばかりで異性と付き合う暇は無かった・・・
というか、まだいい人と出会ってない。
もちろん彼が欲しいですが、、とにかく今は仕事に夢中で
親が早く結婚して孫がみたいと言ってるけど・・・
まだまだ結婚する気はなく・・・だが、今年やっと春が来た・・
4月入社したばかりの若い男の子、大学卒業した子・・・
かなりイケメンな男の子、頭も良くていい感じだわ・・
はじめて私に挨拶してくれた。
紳士的な男性でちょっと惹かれていく私・・・
ですが、4つ年下・・・名前は敏也と言う。
敏也と数人と一緒に飲み会に行って、はじめて敏也と会話をした。
いい感じ、大学生だったので、憧れでもある。
しばらくすると、敏也から告白されて、、もちろん私も好きになり・・
付き合うようになった。
弟のようにたっぷりと可愛がった。
しかし・・・3ヶ月くらい付き合ってみて分かったのは
彼氏は、なんとマザコンだった。。
彼氏の家に行ったら、
「ママ、ご飯まだ?ママ、後ろが痒いよ、」彼氏のお母さんに甘えるような声で、、
私はビックリした・・
彼氏の母が「はい、はい」まるで子供扱いしてる・・・
そして、私とデートをしても、[ね、姉さま、お菓子買ってくれる?」など
赤ちゃんのように甘えてくる彼氏・・・
最初は、可愛くて愛しいと思ったが・段々彼氏の本性を知った美香。
甘えが異常だった・・・
我慢できず、とうとう私から別れを言った。
ビックリした顔しながら「・・・分かりました」大人しく言ってた彼。
私はほっとした。もうマザコンの彼氏と付き合いたくない・・・
しばらくすると、いきなり恐怖のメールがきた。
誰かしらとメールをみたら、彼氏だった・・
「僕と別れないで欲しい・・お願いです。僕は泣きながらママに美香と別れたよと言ったら
ママはね、美香がひどいわねって言ったよ。僕寂しいよ、お願い別れないで」
・・・・美香は呆れた・・・
「もう無理です。どうか私のことを忘れて他の女性を探してください」
「美香ってひどいな・・最初僕のこと可愛い可愛いと言ってたのに・・・」
「ごめんね、忘れてください、もうメール来ないで」メールしたら
その後、メールが来なくなった・・
ほっとした。
だが。美香が寝込んでた頃、夜中3時メールの音が鳴った。。
夜中なのに、誰かしらとケータイを見たら、敏也だった。。
「もしもし美香?]「うん、今眠いわ。。夜中起こさないでよ」
「美香・・僕やっぱり寂しいよ。眠れない・・泣いてるよ」
「・・もう電話しないで!」美香は怒った・・眠くてしょうがない
明日会社なのに・・まったく~
またメールがきた・・・
「美香、おはよう!僕もう忘れた。迷惑かけてごめん」
「いいえ、新しい女性を探してね。応援するよ」
「はあい(^0^)/]彼氏の返事。 やっと別れてくれた・・・と思ったが
2日後、またメールが来た・・・
「あのね・・美香、僕は、昨日ママの手料理のオムライスを食べたよ。
美味しかったよ。美香の手作りのオムライスが食べてみたい。。
ママと比べっこしたい。遊びに行ってもいいですか」
え??私はビックリした。別れたのに・・・
「敏也さん、もう別れたんだから、メールしないで!またメールきたら警察に言うわよ!」
「はい、すみません、もうメールしません」
そして美香は、新しいケータイに変えた。これで、敏也からメールが出来なくなる。
ひと安心した美香・・・
だが・・・メールが来た・・
見覚えがないアドレス・・誰かしら?
迷惑メールが沢山届くようになった。
来ないように設定をした。
会社に行ったら、敏也がいたけど、私はちょっと挨拶をして敏也から避けてた。
会社にいる敏也は、紳士的、仕事もできてしっかりした人。回りからも尊敬されてるそうですが・・
家に帰宅すると、人が変わったように赤ちゃんのようになってしまう敏也。
だが、皆は本性の敏也を知らない・・・
仕事中の私のテーブルに置き手紙があった。
誰かしら、読んだら、敏也からだった。
「美香へ、やっぱり僕は誰よりも美香のこと一番愛してる。別れないで欲しい。
別れてくれなかったら・・僕は自殺をします。自殺する前に、
会社の皆に、美香のポルノ写真をばらします。美香の寝顔、裸、紐で縛られた美香、
美香のパンテイーも全部見せます。会社に写真を貼ります。
そして、美香は僕を捨てたので、自殺をしますと言います。美香もう一度
考えて下さい。絶対僕と別れないで下さい!]
「・・・・・・・・」
そういえば、敏也と付き合ってる時に、色々求められた。
紐で縛ってくれ、赤靴を履いてくれなど色々求められて、仕方なく敏也の言うとうりにした。
写真もいっぱい撮られた。当時、私は敏也のこと可愛くて許してしまった・・・
今頃、後悔しても・・もう遅い・・・
恐ろしい敏也・・・急に体が寒くなってきた・・・
ああ、怖いわ・・・
次の日、警察に届けた。しかし・・・
よくあるお話ですからと対応してくれません。
しかし、あとで分かったのは、敏也の親が大金持ち、有名人で警察とも政治の人とも
知り合いが多く、顔の広い両親だ。
だから、警察は、敏也の親のこと知ってるので、なかなか相談してくれません。
どうしたらいいのか、分からない・・・
うつ病になりそうです・・・
会社の友達に相談をしても、「敏也さんそんな人じゃないわよ」
「大金持ちの息子なので、悪口言ったらクビされるので、おとなしくした方がいいわよ」
などなど・・相談をしてもなかなか乗ってくれない・・・
いきなりメールが来た・・・
「美香、どう?考え直してください」
「・・・・・・・・・・」美香は、ますます恐ろしくなった。
「どうして私のアドレス知ってるの?]
「親に頼んだよ。探偵にお金を払って、調べてもらったよ」
「・・・・・・・・・・・」
「美香、どうか僕の言うことを聞いて欲しい。そうすれば絶対美香の写真会社にばらしません」
美香は、頭がおかしくなり、会社を休むようになった。
とうとう会社からクビされた美香。
敏也が美香がクビされたのを知ったらしく
「美香、会社やめたんですね。聞いたよ。僕はショックです。
美香のいない会社なんて、考えれないので、僕は親にお願いをしたよ」
「何をお願いしたの?」
「僕の家に居て欲しい。僕の部屋のとなりの部屋があるからそこで生活をして欲しいと
親にお願いしたよ。」
「・・・・・・・・・・・」美香は、訳わからなくなった・・・→②へ