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 探索を再開してから見つけるのに少し時間がかかったが見つけることができた。

 雪祈音と風羽花に痛み耐性が低いか検証してもらったら案の定弱かった。まるまっても防御魔法を貫通させて傷をつければ痛みで立ち上がる。立ち上がった瞬間を逃さずに攻撃できれば、身体の前方部分は鎧の部分に比べて柔らかいから攻撃が通りやすい。

 アルマベアは防御力が高いだけで倒しやすい魔物だ。


 昨日の暗くなる前までに合計で5体討伐することができた。そして、今日の昼過ぎまでに4体倒すことができ、あと1体でクエストが終わるから探していると――霧亜と弟……快晴がヤバそうだと双子テレパシーで感じ取れた。


「風羽花、雪祈音。霧亜と弟が少しヤバいかもしれん。クエストは一旦中止だ。急いで行くぞ」


「分かった!!」

「わかった!」

 快晴との双子テレパシーと【六感の覚醒(シックス・センス)】の感覚を頼りに、3人で走って向かった。


 最短で行きたかった為、感じ取れる場所まで真っ直ぐに進んだ。途中にアックスオークやホーンベア、ファングウルフなど居たが、手加減をせずに蹴散らせた。


 快晴と霧亜のシルエットが見えた。まだ無事みたいだ。

 だが、魔力が底をつきそうになっていた。


 快晴と霧亜がくっきりと見え始め、あと少しで着きそうだと思った時――2体のアックスオークが斧に魔力を纏って快晴を斬り潰そうとしていた。


「動くな!! 【磁場の雷砲(レールガン)】」

 快晴に俺がアックスオークを2体共撃ち抜く事を大きい声を出しながら、テレパシーにも乗せて伝えた。後ろに居る霧亜には快晴が伝えるだろう。

 俺は走りながら〈死獄〉と〈生天〉に【磁場の雷砲(レールガン)】を発動して撃った。

 途中にあった木をなぎ倒しながら突き進み2体のアックスオークの顔をぶち抜いた。


「きーりーあー!!」

「霧ちゃん」

 風羽花と雪祈音が泣きながらも嬉しそうに満面の笑み浮かべながら、霧亜に抱きついていた。


「うふふ。風羽、雪祈……久しぶりね。元気にしてた?」

 霧亜は女性では身長がだいぶ高く179センチあり、髪型は腰まで伸ばしたロングで、ホワイトカラーの髪の毛にピンク色のウィービングをしている。武器は弓で白を基調として、桜の柄が入っている。


「私たちは元気だったよ! 会いたかった!」


「うんうん。話したいこともいっぱいあるんだ」


「そうね。ラウとも()()()なったみたいだしね。いろいろ聞きたいわ」

 3人は話に花を咲かせていた。関わらないでおこう。


「快晴、久しぶりだな。お前らがヤバい状態になるってどんな状況だったんだ?」


「ラウ……久しぶり。アックス10……オーク100以上」

 快晴は言葉数は少ない方だ。

 髪型はツーブロックのオールバックで、髪の毛はホワイトカラーで赤色のウィービングをしている。身長は197センチありめっちゃデカイ。武器は大剣を使っていて、刃渡りは2メートルあり厚さは10センチはある。峰の部分はヤスリのようになっている。刃の部分は白だがそれ以外は赤色だ。


「それはやべぇな。逃げれなかったのか?」


「囲まれていた」


「なるほどな。それは逃げられないな」

 最初はアックスオーク1体とオークが8体で、戦い始めてすぐに囲まれている事に気づいたが、数が多すぎて逃げるのが難しかったみたいだ。

 快晴は【自己の強化セルフ・リインフォース】で身体強化をして、大剣……〈赫無壊(かくぶかい)〉を扱っている。斬っても斬っても減らないし、霧亜が弓で麻痺させたりと援護してくれるがオークの量はあまり変わらない。

 1体1体斬っても埒が明かないと思い、【天上の灼熱(ヘブン・インフェルノ)】で刀身が熱を帯びて、オークを溶かすように纏めて斬りふせた。オークがほぼ居なくなったときに、アックスオークが攻撃に参加してきたが快晴の敵ではなかったから倒せたが、魔力も体力もだいぶ減って来た時に俺が間に合ったみたいだ。


「まぁ、詳しい話は【亜空の住居(アナザー・ホーム)】で話そうか」


「そうだな……」


「風羽花、雪祈音、霧亜。【亜空の住居(アナザー・ホーム)】に入るぞ」


「分かった!」

「わかった」

「分かったわ」


 俺たちは【亜空の住居(アナザー・ホーム)】をリンクして入った。

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