表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/34

23

 あのあと、追加で2体見つけ倒すことができた。トドメを刺すには魔法を使わないと無理だし、魔力も結構使う。なにかあった時の為に魔力量も余裕を持っていないと危ないからギリギリまで戦わない。他の魔物の反応もあったが、近寄っていないからどんな魔物が居たのかは分からない。


 改めて【亜空の住居(アナザー・ホーム)】は最高の空間だと感じた。自分たちの好きなようにカスタマイズ出来るし、ポイントさえあれば欲しい家具家電も買えるしな。

 俺たちは18畳分のままで広げてはいないが、10畳のLDKと6畳の寝室に分けている。本当はもう少し広げて風呂を設置したいのだが、ポイントに余裕がないからできないんだよな。ポイントに余裕が出来次第設置する。

 10畳のLDKには俺が【想造の製作(クラフト)】で作ったカウンターキッチンとテーブル、ポイントで購入したソファーと50インチのテレビだ。

 カウンターキッチンと言ってはいるが、これもポイントに余裕がないから作っただけだし、機能も食器を入れる引き出しとコンロを置く所だけだ。洗い物も【天光の浄化ヘブン・ライト・ピュリフィケーション】で綺麗にするからシンクが必要ないしな。

 寝室はポイントで購入したワイドキングのベットと俺が作ったクローゼットでキチキチになった。

 トレーニング用のスペースも作ったり、いろいろ充実させていきたい。


 俺たちは晩御飯を食べ終え、ゆっくりし、いつものルーティンも終わり寝室に行き、3人で楽しんで寝た。


 ◇◇◇


 朝になった。寝不足になっていても【万物の治癒(ユニバース・ヒール)】を使えば熟睡した時のようにスッキリする。もしかしたら寝なくてもいいのかもしれないが、少しは寝ていたいからな。


 全て終わらせ準備完了し、【亜空の住居(アナザー・ホーム)】から外に出て、ホーンベアを倒しに探索に出た。

 昼飯までに2体倒すことができた。

 攻撃が通るようになったおかげで、安定して倒せるようになった。

 昼からは魔法を使わずに倒そうとなった。雪祈音の攻撃手段が魔法だけなので、直接攻撃はなしだが邪魔する程度なら有りにした。

 その結果、時間は三倍ほどかかったが倒すことができた。俺一人でも魔法無しで倒すことができたが時間がかかった。魔法なしだと攻撃が深く入らないから致命傷にならない。出血死で倒すしかなかった。

 今日は4体倒し、明日は残りの3体を午前中に倒し切る事にして終わった。


 ◇◇◇


 そして今日、午前中までに3体を倒すことができた。


「次の魔物を探しに行こうか」


「うん!」

「うん」

 昼休憩も終わり、クエストを終わらせるため次の魔物を探しに出かけた。


 ホーンベア以外の気配がしたので、気配の方に進んで行くと、ウルフ系の魔物が居た。【魔物の鑑定モンスター・アナライズ】で視ると、ファングウルフと出た。

 名前の通りの見た目をしている。ルーウルフより大きく2メートルほどはありそうで、特徴的なのが牙だ。上顎から2本の大きく太く鋭い牙が生えていた。あれで噛みつかれたらたまったもんじゃないな。

 5体居たので雪祈音と風羽花には1匹ずつ任せ、俺が残りの3匹を相手にすることにした。ルーウルフとどれ程の差があるのか楽しみだな。


「行くぞ。【磁場の雷砲(レールガン)】」

 1対3対1に分かれるように〈死獄〉と〈生天〉で【磁場の雷砲(レールガン)】を撃ったと同時に雪祈音と風羽花が左右に分かれて走り始めた。俺は撃ち終わってから真ん中に残った3匹のファングウルフに向かって走り出した。ファングウルフも俺に向かって走ってきた。

 ルーウルフより2倍ほど速いか。けど、対応できない速さではないな。牙の硬さがどれほどか試してみるか。

 1匹のファングウルフが噛みつこうとしてきたので、避けながら歯に刃で斬りつけると、ガキンっと金属がぶつかり合う音がした。残りの2匹も噛みつこうとしてきたが、相手にするのがめんどくさくなり、【磁場の雷砲(レールガン)】で頭を撃ち抜いた。

 ファングウルフの左の牙が先に折れるか、【死獄】の刃が先に壊れるか遊ぼうか。


 遊び始めてから10回ほどやり合った時、ファングウルフの左の牙が折れた。〈死獄〉の方は刃こぼれしたが壊れはしなかった。

 ファングウルフは左の牙を折った直後に〈生天〉で首を深く斬って絶命させた。

 風羽花はすれ違いざまに【風刀の魔纏(ヴァン・ブレード)】で真っ二つに、雪祈音は襲ってきた際に【氷結の芽突(アイス・スパイク)】で一突きにして倒していた。


「待たせて悪かったな」

 【極限の構築アルティメット・リペア】で修復しながら、待ってくれていた雪祈音と風羽花に謝った。


「頭撫でてくれたら許すよ!」


「うん、気にしないでね。でも、わたしも撫でてほしい」

 風羽花はニヤつきながら言い、雪祈音は少し照れた様子で言ってきた。


「分かったよ、それで手を打とう」

 俺は自然と頬が緩み両手を上げ、降参したと意思表示しながら風羽花と雪祈音に近づき、優しく頭を撫でた。


 頭から手を離した時、雪祈音と風羽花が残念そうな顔をしたから撫で続けたい欲に駆られ、撫でそうになった手をグッ……と堪えた。続きは【亜空の住居(アナザー・ホーム)】に戻ってからだ。


「ファングウルフ狩りを続けようか」


「はーい!」

「うん」


 俺たちは時間ギリギリまでファングウルフ狩りをした。

 そして、ファングウルフのクエストが終わったのが2日後の昼を回った時だった。

 次のクエストはターロンウルフにした。

 ターロンウルフの特徴は爪が長く鋭い所だ。ファングウルフの牙が爪に変わっただけだった。ウルフ系を続けてしたからか、狩るのも慣れてきて2日で終わらすことができた。


 それから2日間休みにし、気持ちをリフレッシュさせた。まぁリフレッシュと言っても、ほぼ雪祈音と風羽花とイチャイチャしただけだがな。それでもしっかりといつもの日課のストレッチ、トレーニング、瞑想はやっている。


 褌を締め直してクエストを進めて行こうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ