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あれから、魔物に遭遇しないように気を配りながら歩き、遠まりする事になったが、日が完全に落ちる前に無事家に戻ることができた。
「サイグマ強かったなぁ」
椅子に座り一息つきながら、楽しかったサイグマとの戦闘を思い出し、呟いた。
「あんな強い魔物と戦って楽しかったって笑えるの雷雨だけだと思うよ! めっちゃ怖かったもん!」
風羽花が俺の呟いた言葉を拾って、頬をふくらませながらツッコミを入れてきた。
「うんうん、あんなに強い魔物と戦って楽しかったって言えないよ。雷くんが楽しかったのは良かったと思うけど」
雪祈音もツッコミを入れながらも、俺が楽しそうにしてたのを嬉しそうな顔をしながら肯定してくれた。
「あはははっ! ごめん、ごめん。〈むげんの庭園〉に来るまでは戦うのが好きって程度だったんだけどなぁ。〈死獄〉と〈生天〉を貰ってから一段と戦うのが好きになったな」
〈死獄〉と〈生天〉を【武器の格納】、自分だけの武器を眺めながらしみじみに応えた。
俺は〈むげんの庭園〉に来れた事を本当に感謝している。〈死獄〉と〈生天〉、さらに雪祈音にも逢うことができたからな。
「まぁ雪祈音も言ってたように、雷雨が楽しそうにしてるからいいんだけどね! 雷雨が楽しそうにしてると、こっちも嬉しくなるしね! ウィンウィンだね!」
風羽花はにひひっと楽しそうに笑いながら言ってくれた。
「うん、そうだよ。だから雷くんはそのままで居てね」
雪祈音もふふっと愛おしそうに笑いながら言ってくれた。
「おう、ありがとう! 今日はだいぶ精神的に疲れたし、明日は休みにするぞ」
2人の気遣いに嬉しくなった。俺は全然大丈夫だが、雪祈音も風羽花も今まで戦闘で魔力を使い切るほどまで使った事ないからな、休むほうがいい。2人には負担をかけたくないし、そのせいで集中力が低下して怪我でもしたら元も子もないしな。
「賛成! さすがに今日は今まで以上に疲れたから明日休みの方がいいね!」
「そうだね。魔物相手に魔力を使い切ったことなかったし、焦ったのもあるけど精神的に疲れたから、明日休みの方が嬉しいね」
「よしっ! 明日は休みにしたし、今日の晩飯は出来合いものを頼むぞ」
今日は羽目を外して気持ちをリセットするぞ。
「いいねいいね! 今日はガッツリと食べたい!」
「わたしは甘いのものが食べたいかな」
「じゃあ、ピザ、バーガー、ポテト、チキン、ドリンクと食後にケーキでどうだ?」
「賛成!」
「うん、わたしも賛成」
「これは食べたいってあるか?」
「うーん? ガッツリ食べられたらいいから、ないかなー!」
「わたしも甘いの食べれたらいいかな」
「わかった。適当に買うな」
色んな種類を買うことにした。〈むげんの庭園〉に来てから食べる量もめっちゃくちゃ増えたから、雪祈音と風羽花が食べれなかったら俺が全部食えばいいだけだしな。
とりあえずピザはマルゲリータ、照り焼きチキン、シーフードミックス、ツナマヨコーン、4種のチーズで、バーガーは有名チェーンの何店舗かのを全種類で、ポテトはノーマル、チーズ、明太マヨ、ガーリック、ブラックペッパーで、チキンは有名チェーン店のバーレルを2つ、ドリンクはコーラ、アップル、オレンジ、カルピスなどなどをこれでもかと頼んだ。
机も部屋いっぱいの大きさに作り出し、並べていった。
「うわぁー! すっごい量だね! 大人買いだ!」
「凄い量だし、豪華だね」
「好きなものを好きなだけ食べてくれ。残っても俺が食うし、それに【実用の投映】があるからな。まぁデザートが入る分は残しておけよ」
「大丈夫! デザートは別腹だから!」
「うん。デザートは別腹だね」
「それなら思う存分食べていこうか! いただきます」
俺の後に続いて、雪祈音と風羽花が「いただきます」と挨拶をしてから食べ始めた。
やっぱりジャンクフードは美味いな。
「ぷっはぁー! ピザにコーラは背徳感が凄いね!」
「うん。食べたくなるよね。でも、たまにじゃないと太っちゃう」
「俺はもう少し太ってもいいと思ってるんだけどなぁ。てかさ、風羽花も雪祈音もおっぱいデカくなってるよな?」
「ダメだよ! 少しの油断で一気に太っちゃうんだから! 言われたら最近少し胸がキツくなった!」
「うん。油断は禁物だね。わたしも少し溢れてきてるかな」
「ごめんごめん! だよな。揉んでる時に前より少し重くなったように感じたからな。サイズを測り直してブラジャーを買うか」
「まだ着けられるし大丈夫だよー!」
「うん。着けられないほどじゃないから買わなくていいよ」
「駄目だ! 風羽花も雪祈音も俺のものだ! ということはその極乳も俺のもの! ならサイズをしっかり合わせて最高の状態にしないといけない! 今日の晩、サイズを測って買う、決定だ!」
「わかったよぉ〜! でも雷雨が選んでね!」
風羽花は頬を染め膨らませながら、諦めたように返事してくれた。
「うん。雷くんのおっぱいでもあるもんね。わたしのも雷くんに選んでほしい」
雪祈音も頬を染め、嬉しそうな声で返事をしてくれた。
「夜の楽しみがひとつ増えたな!」
その後もワイワイとしょうもない話をしながら、楽しく食べた。デザートのケーキをいろんな種類買ったが、ほとんどが雪祈音と風羽花のお腹の中に消えた。残すことなく全てを食べ切った。
感謝を込めて食事の終わりの挨拶をしたあと、【実用の投映】に捨てた。食後の休憩に八百万の神々が住む世界に迷い込み、温泉旅館で働くことになった少女の映画を観てくつろいだ後、ストレッチをして瞑想と魔力を使い切るために【天光の浄化】と【万物の治癒】を使ったマッサージを俺が雪祈音と風羽花を、雪祈音と風羽花の2人で俺に行った。俺は特に極乳と尻を集中的に狙ってマッサージしたがな。極乳も尻も張りと柔らかさを保つためにしっかりしないとダメだからな。魔力が切れたら魔力ポーションで回復する。これをする度に少し魔力量が増えていると感じている。毎日コツコツと積み重ねるのが大事だ。塵も積もれば山となるって言うしな。
雪祈音と風羽花のバイスサイズを測ったところ、雪祈音がワンサイズ上がり、風羽花は半サイズほど上がっていた。ジャストサイズに調整してくれる付与が追加されるブラジャーは20万ポイントするから、言ってしまうと2人は断りそうだろうし、黙って買うことにした。
残りポイントで買えるのが2着づつだったので、雪祈音には青色と黒色のセクシー系を、風羽花には黄色と黒色のスポブラ系を購入した。2人に渡すとジャストサイズに調整してくれる事に気づき、俺に問いただしてきた。ブラジャーにかかったポイントを知って怒りはしたが、嬉しそうに感謝してくれたので結果オーライだ。ポイントはまた貯めたらいいだけだしな。
新しいブラジャーを着けた姿を魅せてくれた。エロくて可愛い姿に我慢できなくなり、襲ってしまった。明日が休みだから思う存分した結果。日が昇るまでした記憶はあるのだが、寝てしまったのだろう。気づけば夜になっていた。休みを寝て過ごすことになってしまった――。




