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ギャング  作者: 神田一二
4/4

わたし

最終話です。誤字脱字等の間違いがあるかもしれませんが温かく見てください。

 1


 僕は急いで公園に向かった志乃の無事を願って…


公園に着き僕は公園を見渡した。


公園にはたくさんの人たちがいた。


その奥には志乃が正座のまま拘束されていた。


僕はたくさんの人込みを掻き分け志乃の所に着いた。




「志乃!!!」




叫ぶが志乃には聞こえてはない様だ。


すると、「やっと来たね。ハニーの友達」とさっき家に不法に入った男の声


「お前、志乃に何をした」僕は男の胸を掴んだ。


「おっとおっと、そんなひどい事はしてませんよ」男は首を振る


「あと、俺は前橋だよ。ハニー言ってなかったの?」と前橋と言う男は言ってきた。


確かにお風呂の時志乃が言ってたような。と思っていると志乃が起きた。


前橋は「お、起きた。起きた。じゃあ、始めよう審判を・・・」


前橋はそう言うと志乃は前橋の部下たちに捕まれた。


そして、前橋の座っている玉座の前に乱雑に投げられた。




「で、ハニーいや、クソ女。君は今日何をしたと思う。」前橋は志乃に聞く


「はい、クライアント様を・・・」前橋はジュース缶を投げつける。


「あぁ、そうだよ。クライアント様を不快にしたんだろう」


顔がジュース缶で少し腫れている志乃は「はい、そうです。」と言った。


「うん、あとクライアントから聞いたが蹴ったんだよな」




あっ、それは僕です。と言おうとした時


志乃は「はい、あたしが蹴りました。イラついて…」


志乃は僕を庇った。




「そうか、クソ女。お前は最低な問題行動を起こしたんだ。それは分かってるのか!!」前橋は志乃は叱責する。




「はい、すいません」と志乃は前橋に謝ってる。


「お前のせいで俺の計画はとん挫する手前だったんだぞ!!でもな、クライアント様は優しいよ。お前を殺せば俺の計画にまた協力してくれるってさ。だから、ハニー俺のために死んでくれ」前橋はそう言い部下から銃を受け取った。




1.5


なぁ、そういえばこの話の最初で言ってた悪い奴の定義を覚えているかな。


まぁ、覚えてなかったら物語の最初を見てくれ。


前橋はいま僕が考えた悪い奴の定義にドンピシャだ。




「おい、前橋!!!!」




僕は前橋向けて叫んだ。




「ほう、どうした。ハニーの友達?」


「いやね、自分勝手だなって思って・・」


「はぁぁ、どういうことだ。何を言ってるんだ」前橋はポカンとしている。




「分からない、自分の考えを押し通して人を殺す。僕はそれが嫌いなんだよ。どうして、自分の考えを押し通すために人を殺すのかなおかしいよね。そんなことも分からないの」と僕は前橋に言う




「うるさいな。そうじゃないと皆認めてくれないんだよ。俺だってなぁ、認めてもらいたかったよ。でもな大人たちは俺らに親がいないってことで頭がおかしくなったのではないかと言われた。だから、俺は大人たちに復讐するためにこの計画を立てた。だから、ここで終われないんだよ。どんな手を使っても!!!」と前橋は熱く語った。




「だからな、こいつを殺さないと・・・」前橋は志乃に向けて銃を向けた。




「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」と一発‘バン‘と銃声が鳴った。




僕は志乃を庇った・・・


志乃はどうにか守れたが・・・


私は・・・・


「キャァァァァァァァ」志乃の悲鳴


どうやら庇って撃たれたみたいだ。




鳴り響くパトカーの音


「チィ、警察が来ちまった。逃げるぞ。お前ら」と前橋は言い


部下たちも「「「「はい」」」」と言い逃げていった。





 和が撃たれた。和の腹から大量の血が出ている。


和はあたしの膝にうずくまっている。


あたしはなるべく和の身体を触れず


「和、大丈夫か!!!」と言う


すると、「し、志乃。わ、私撃たれちゃった。」


「和、よかった大丈夫?」あたしはホッとした。


 がしかし、和は小さな声で「私、もう無理かもしれない」


「そ、そんなこと言うなよ。和」あたしは目から大粒の涙が出始めた。


「いや、分かるんだよ。志乃」すると、和は中指と薬指だけくっ付けた手をあたしの胸に押し当てた。


「な、何やってるの?それは、あなたの胸でやりなさいよ」嗚咽しながらもあたしは和に言った。


「ふふ、私がこれをやってももう意味ないよ。もう死ぬんだから」


「そんなはずない。絶対生きるもん和は!!!」あたしは大声を張りながら言った。


「ふふ、これは、私から志乃へのおまじないだ。私の分まで楽しく生きててほしいていう。あと、覚えてて辛かったら中指と薬指だけくっ付けた手を胸に当てて私か誰かが絶対志乃を救ってみせるから。」


「じゃあ、今やる」あたしは中指と薬指だけくっ付け和の手と合わさるように手を押さえた。


「いまか・・今じゃないんだよな志乃・・・」和は少し困った表情をした。


「うるさい」あたしは和の話を聞かなかった。


「重ねても意味ないんだけどな・・・」


「うるさい」




2.5


「なぁ~志乃。ここだったよな。お前と初めて会った場所は?」和は唐突にそう言ってきた。


「そうだね」と私は返す


「私が親を亡くして途方に暮れてるとき志乃が遊ぼうって言ってきてあの当時はびっくりしたよ。」


「あぁ~ごめん。あたし、嫌な事した。」


「いや、その逆。とっても楽しかった。鬼ごっこにダルマさんが転んだとかいろんなことやったね。」和は嬉しそうにその思い出を話した。


「あ、あれなんで私こんな話してるんだろう。もう、死んじゃうってのに」和も涙を出し始めた。


「和まで、泣くなよ」とあたしももっと泣き始めた。


「志乃に会えてよかった。志乃ありがとう。そして、またね。志乃。君に会えたおかげで親が亡くなってもどうにか元気に生き続けられた。光り輝けた。ありがとう志乃」


「嫌だよ。和、死ぬなよ」あたしの顔は涙で埋め尽くされた。


「泣くなよ。志乃。泣く志乃は私の好みじゃない。笑顔の志乃が好きなんだ。」


「あ、あたしも元気な和が好きだよ。」とあたしも答えた


「そうかい。志乃、私のバカ話に付き合ってくれてありがとぅ…しのぅ…」和はその言葉を気に喋らなくなった。


あたしの胸に当てた和の手は冷たくなりあたしが手を離すとドスンと手が落ちた。


あたしは和が死んだんだと思った。そして、その瞬間気持ちが込み上げてあたしは泣き叫んだ。

       〈終〉

読んでくれてありがとうございました。文章が下手だったと思いますがまぁ、そこもご愛敬と言うことでこれを見て青い紬に興味の出た方はぜひ、青い紬を読んでみてください。

 そして、誤字脱字等の間違いがあれば即座に報告をお願いします!!前に書いて多分間違えてると思いますがお願いします。

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