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市場に行こう①

約束の9時前。

アンジーちゃんと一緒に食べるためのプリンを用意していたら、「おはようございます!」と元気いっぱいのあいさつをしながら入ってくるアンジーちゃん。

『若い子がいるのはいいね~』とおばちゃんモードの小春がしみじみしていると

「小春さん、忘れないうちに伝えておきますね!」とアンジーちゃん。

「昨日友達を紹介してほしいって話なんですが、さっそくここの仕事に興味あるって子が3人見つかりました!面接はいつが良いですか?3人とも今日でも明日でも大丈夫ってことだったんですが…」

『アンジーちゃん、仕事早っ!!』

こんな良い条件なかなかないからと、今朝集合前に幼馴染に声を掛けて来たらしい。3人に声をかけて、3人とすごく興味がある!って言っていたとのこと。

『本当にこの町に16歳の子が働けるところってないんだなぁ…』

「そうだね…今日なら、市場から帰ってきた後、夕方とかなら時間とれるかな。明日なら、昼過ぎの13時とか。」

「じゃあ、近所なんでダッシュで3人に伝えてきていいですか?」

「あっ、じゃあ、お願い…」と言いかけるとすごい勢いで飛び出すアンジーちゃん。

『スマホがない世界では、面接の時間を決めるだけでも大変だなぁー』


――――――――――――――――――――――――――――――


約15分後。

「小春さん、お待たせしました。」と息を切らしたアンジーちゃんが飛び込んできた。

「そんなに待っていないよ。早かったね。」

「3人とも今日の夕方5時にお店に来てくれることになりました。」

「了解。じゃあ、早めに戻ってこないとだから、早速市場に行こうか!」

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