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お疲れ様会②

「アンジーちゃん、いつからなら働ける?仕入れのために市場とかを見に行きたくて、最初の仕事としてこの町の案内をお願いしたいんだけど…」

「今日からでも良いんだけど、もう市場とかは閉まる時間だから、明日市場が開く9時からは?」

「じゃあ、それで。明日、9時ここ集合でお願いね!」

「うん!!じゃなくて、はい、よろしくお願いします!マスター!」

「マスター!?小春さんで良いよ。私には無理に敬語使わなくても良いけど、お客さんには丁寧な言葉使いを心掛けてね(笑)」

「はい」

あどけなさの残る笑顔で返事をするアンジーちゃんを見て、これはアンジーちゃん目当てのお客さんもできて、ある日本当にお金持ちからアンジーちゃんが求婚される未来もありそうだなと思う小春だった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――


宴の翌朝、頭が痛くて目を覚ました小春。

『昨日どうやって日本に戻ってきたんだっけ?』

時計を見るとまだ7時前。アンジーちゃんとの約束があるので、起き上がってとりあえず空腹時にも飲める頭痛薬を飲む。

昨日解散したのは確か夜10時過ぎ。完全に出来上がったビルさん一家を送り出して、戸締りをしたところまでは辛うじて覚えているけど、そのあとの記憶が全くない。


『向こうの人は酒豪が多いからなぁ。同じペースで飲まないように気をつけないと』



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