表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

都市シリーズ

商業都市

作者: リィズ・ブランディシュカ



 技術の進歩は、都市にまで及ぶようになった。


 大がかりな都市改造も安易に行えるようになっていた。


 その都市も、そんな改造された都市の一つだった。


 この都市は、定期的に動いている。


 色々な土地を移動して、商業を動かす都市だからだ。


 その土地の物を仕入れては、別の都市で売って、お金を得ている。


 そんな都市の中には、商人がたくさん住んでいた。


「まいど!」


「よってらっしゃい!」


「サービスするよ!」


 競争意識が高く、向上心の高い商人たちは、バチバチと火花を散らしながらお客の争奪戦を行っていた。


 しかし、良い面ばかりではない。商人が多くなると、競争が激化してくる事がある。


 強引な声かけが問題になっている事もあった。


 しかし、そんな時は、都市の機能の出番だった。


「違法な商売を検知! 制裁を加えます!」


 度を超えた行為を行う商人を、警備ロボットがさらって、テレビ収録のスタジオへ連行。


 顔に落書きをしたり、お尻叩きをしたりして、制裁を加えていく。


 その番組の内容は、電波にのって、近くにある他の都市に流された。


 その番組が面白いと思った人達は、興味心をくすぐられて、商人の都市へ向かう。


 商業都市は、どんな事でもお金にしようという貪欲な意識に満ちていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ