表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄されて異世界トリップしたけど猫に囲まれてスローライフ満喫しています  作者: 葉柚


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/164

31

「肥料あげないと育たないよ?」


「肥料はどこで手に入るの?」


肥料が必要なことはわかったが、肥料はどこで手に入れることができるのだろうか・・・。


「肥料はローズさんのところで購入できるよ?もしくは魔道具を購入して、そのなかに草や野菜やお肉、お魚などを入れておくと肥料にすることもできるよ。でも、まずはローズさんのところで購入するのがいいかもね。まだ畑の面積少ないし。あ、刈り取った草は畑に穴を掘って埋めておくといいよ」


「そうなんだ。ありがとう。うーん、じゃあ、肥料を買いに行かなきゃ植えられないかぁ」


折角、ひまわり植えきっちゃえるかなと思ったのに。

しゃがんでいた姿勢から立ち上がると、腰に痛みが走った。


「痛っ・・・」


腰を押さえると、マリアが覗きこんできた。


「ありゃ。マユって元の世界で畑仕事したことなかったの?農作業は結構力いるからね。魔道具でちょちょいってやってしまえば簡単だけど、マユの場合、購入できないからなぁ・・・」


「・・・大丈夫、ゆっくり体をならしていくから。それより、肥料を買いに行こう」


「無理しないでね?」


私は、マリアと一緒にローズさんのところに肥料を買いに行くことになった。




「ローズさん。肥料ちょうだーい」


「あいよ。ああ、マユいらっしゃい。肥料がなかったのかい。初心者なら万能肥料がいいかな?万能肥料だったらどんなものにでも使えるよ」


ローズさんはそう言って、白い入れ物に入った肥料を見せてきた。


「いくつ必要だい?」


「いくつ必要なんだろう。どのくらい肥料を混ぜていいのかわからないんです。目安ってありますか?」


「そうだね。だいだい5m四方で1つかね」


5m四方で1つか。

ヒマワリだけなら一つで足りそうだけど、ほかにもいろいろあるからなぁ。


「とりあえず、3ついただけますか?」


「あいよ!3つで1500ニャールドだよ。一つあたり10キロだが持てるかい?」


合計30キロか。

以外と重いなぁ。


困ったなぁと思っていると、マリアが横から


「大丈夫です。肥料袋持ってきましたから」


「そうかい、なら肥料袋にいれとくね」


肥料袋ってなんだろうと思いながら、お金を払う。


「ローズさん、ありがとうございました」


「こちっこそ毎度あり。また買いにきてよ」


「はいっ!」


私たちはローズさんの店を後にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ