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皆さん、こんにちは黛 徹です。
今は僕の可愛い可愛い妹の咲と買い物に行きました。
さてと、今日の晩ごはんは何を作るかな~。
「咲、何か食べたいものはある?」
「ハンバーグ!」
「了解。ハンバーグだね。じゃあ玉ねぎとひき肉を買わないとな」
さてと、皆さんに僕の愛しいの超絶可愛い。もう生きてるのが辛くなるくらい可愛い。結婚したい!くらい可愛い妹のことについて皆さんに紹介しましょう。
まず、僕の妹。黛 咲
小学六年生。
好きな食べ物 ハンバーグ、親子丼、天ぷらそば。
嫌いな食べ物無し。
もう可愛いすぎる妹なのです。
えっ、説明になってない。すみません。
妹はかなり頭も良くて成績は学年一位だそうです。本当に兄の僕も誇らしいことです。
更に家事も大体の事は出来るのだ。本当に嫁にもらいたいです。
そしてなんと言っても笑顔が可愛い。
さて、これだけ言えばお分かりいただけたでしょうか?
えっ、お分かりいただけない!
それなら………………………。
「お兄ちゃん。一人で何をブツブツ言ってるの?」
「ごめん、何せ最初の方は主要キャラクターの説明をしないと読者が読むのに困るだろ」
「お兄ちゃん。そういう事を言ったらダメだと思うよ。あと、私以外の人の紹介をするきはあったの?」
「一ミリたりともない。咲だけで充分だ」
「はぁ、それじゃ読者さんが困るよ。すみません、兄に代わって謝ります」
こんなに大人の対応も出来るのですよ。ウチの妹は!
はぁ、可愛いな。
僕はとりあえず妹の頭を撫でだ。
「お兄ちゃん、何で撫でるの!」
「それは咲が可愛いからだよ」
「理由になってないよ!」
僕と妹はこんな風に平凡に楽しくイチャイチャする生活を楽しんでいます。
「そういえば、お兄ちゃんは今は何のアルバイトをしてるの?」
妹の買い物タイムを楽しんでいると我が妹の咲はあまり聞いてほしくない事を聞いてきたのだった。
「今は飲食店でアルバイトをしているよ。それがどうかした?」
一応は嘘ではありません。コスプレカフェも飲食店です。
「実はね、私の担任の先生がすごい変態さんなんだよ」
何だかすごく気になる事を言っているが、今はそこは気にしないでおこう。話が進まなくなるからね。
「そしたらね、その先生が大事そうに見ていた写真があったの。その写真には可愛い女の人が写っていたんだけど、その女の人がすごくお兄ちゃんに似ていたんだけど、お兄ちゃん何か怪しいアルバイトをしていない?」
「してるわけないよ。大体怪しいアルバイトって何の事かな?」
「えっ~と。確かどこかのホテルの前ミニスカートで脂ぎった中年の出世の出来なそうなサラリーマンを捕まえて『一万でどう?』っていうアルバイト!!」
「えっ~と、咲。そのお話は誰に教えてもらったのかな?」
「友達の武司くん!すっごく物知りなんだよ!!」
「そうか、それは凄いね。じゃあ、今度お礼を言いにいきたいから住所教えてくれる」
「うん、いいよ!」
妹の咲は笑顔で僕に武司くんの住所を教えてくれた。
とりあえず、この武司くんと後日、少しお話をしようかな。
ウチの大事な大事な妹に余計な知識を与えた武司くんには少しだけ制裁加えようかな。
その時、スーパーの食品売り場で小学生に制裁を加えようとしている下劣な高校生がいた。まぁ、僕の事だ。
そんな僕と妹を遠くの方からストーキングしている人がいた。
髪は金髪のツインテールでかなり顔のスペックも高い女の子だった。僕はその人を知っている。
しかし、あまり関わりたくないのだ。
何故ならば、まぁ、僕が言えた義理ではないのだが
彼女も変態なのだ。