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こんな僕でもいいですか


コットンが優しく肌を包むように

昨日のボクも今日の僕にそっと触れる


僕の信じているものはこの世でたった一つ

僕自身だけ


それなのにキミは

「面白いね」

っていうんだ


「何も知らないキミにそんなこと言われる筋合いはないよ」

って、つんと拗ねたら


「それもそうだ」とキミは笑うんだ


僕の何がわかるというのさ

所詮みんなは僕のことなんてどうでもいいって思ってるんだ

僕が泣こうが喚こうが引っ切り無しに愛想笑いのオンパレード


君だって、ほかのみんなとどこが違うというの?

違うことないね

おんなじさ


僕は他人行儀であしらって

また昨日の中にうずくまる


でもキミの目を細めて笑う顔に

一瞬でも鼓動が早くなってしまった


「ごめんね」

ってキミは僕の背中に言った

つんと拗ねて歩き出した僕に謝った


だから、だからそれで急に苦しくなって

勢いよく振り返ったら

僕の好きな優しい瞳が待ってたよ


キミの目があまりにも優しくて暖かったから

何を言おうとしたか忘れちゃったじゃない


僕こそごめん

そんなふわっとしてて太陽みたいな視線を

こんな僕にくれるキミが

他のみんなとおんなじなわけないんだ


「そんな……謝ったってダメだよ……」


こんなことしか言えない僕でごめん

受け取ることしかできない僕でごめん



キミのこと好きでいることしかできない僕でごめん






読んでくださってありがとうございました。

第一回目ですので、これから設定とか増えていくかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。

もしよろしければ、感想や評価をいただけると嬉しいです。

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