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海を眺めて

作者: 栗屋凜



地平線から

太陽が昇った

出来るならもう少し

夢をみていたかった




僕の悲しみは

僕しか知らない

僕の苦しみは

僕にしか分からない

愛されたい

誰かを愛しようがない僕は

一体どうすればいいですか?



慰められたくなんかない

僕が望まずとも

僕を見てくれる

仲間が欲しかっただけなんだ

許して




波は無限にやってくる

出来ることなら 僕は浜辺で

そっと見ていたい


白いヨットが進む

真っ白なまま 綺麗なまま


こんなに世界は自由なはずなのに

一体何が

僕を傷つけるんだろう?


忘れてしまえるほど

そこには

何も無かった



嘘の無い世界に

僕らが住んでも

それはそれで傷つくんだろう




未完成なまま 臆病なまま

それでも進んで行かなくちゃならない僕ら

先の果てにはナニがある



太陽が僕の背中を押す

それはいつだって暖かくて

僕を包んでくれるんだ



愛されたいなら

愛されにいこうじゃないか

人が素晴らしいのは

人の醜さを知っていて

それでも進もうとするからさ




今はこうして

海を眺めて 光に包まれて

そうして満たされれば良いじゃないか



愛はいつかきっと届くのさ




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― 新着の感想 ―
[一言] 『太陽が僕の背中を押す』に、グッときました! こう云う、詩…私は大好きです♪ 此れからも、頑張って下さい!
2012/03/26 17:26 退会済み
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