2012/03/01 Thu
昨日に引き続き小説形式です。
2012/03/1 Thu
はーい!
では昨日に引き続き、女子主人公の小説形式で書きたいと思います。
ご意見ご感想ご指摘を気軽にお書き下さい☆
一応日記ですので時事ネタ(でいいのかな? その日あった出来事に少し脚色を加えてお送りします!)を使っているのでありますよ。
うーん、では今日は僕の通う学校が卒業式でしたので、お兄ちゃんが卒業してしまうことを残念がる妹でいこうかと思います。
べ、別にこういう妹がほしいとかそんな願望じゃないんだからね!
始まりはじまり~
AM 5:30
今日はいつもより早く目が覚めた。
昨日はなかなか寝付けなかったのに早く目が覚めた。だから眠い。
眠い目をこすりながら、下に降りた。
まだ誰も起きていないようだったので、とりあえず本でも読むことにした。
兄さんが買ってきた本はいつも難しい内容のものばかりだった。
電気工学とか宇宙の成り立ちとか人体の神秘とか不思議な自然現象の説明とかサバイバルで生き抜くための知恵とかetf.etc
とにかく兄さんは本が好きだった。いつも時間があれば本を読んでいる。
本を読んでいるときの兄さんが好きだった。
眼鏡をかけ、ライトに照らされる横顔がカッコよかった。
背筋は真っ直ぐにピン! と伸びていて綺麗だった。
そしてなによりも読み始めと読み終わる時、本に対してお辞儀をしているのだ!
本に対する尊敬の念を感じられた。
……まだ誰も起きていないようだったので、兄さんの本を手にとってみた。
厚い本だった。私の小さな手では両手でないと持ち上げることが出来なかった。
ちょっと真似してみたくなった。
兄さんはこの春からこの地を離れ、イイトコロの大学に進学するのだ。
夏休みとかそういった長期休暇では会えると思うが、でもやっぱりいつも会えないのは寂しい。
けど私ひとりの個人の意見を通す訳にはいかない。この大学生活で兄さんの未来が決まる、と言っても過言ではないはずだ。
そのナントカ科から就職に一気に結びつくとか話していたのを盗み聞きしていた。
しょうがない、そういう風に割り切ることにした。
では、頭を下げた。ヨロシクお願いします。心の中で呟いた。
……本はすごい。私にイロイロなものを見せてくれる。
まるで私自身が体験しているかのような錯覚をかんじさせる。
すごい。すごい!
こんな世界を兄さんは感じていたのだろうか?
分からない。けど体験してみたい。
兄さんと同じ経験をしたい!
兄さんとひとつになりたい!
※作者から↑これプチ危険かな?※
すごいすごいすごい! 私の世界がどんどん広がる。それこそ宇宙のように常に膨張し続けるみたいに。
楽しい。気持良い。心地良い。
読み終わり、顔をあげると兄さんが頭を撫でていた。撫でていた?
「兄さん?!」
「なんだ読み終わったのか。案外読み終わるの早いな。どうだったその本? 面白かっただろう?」
ニコッと笑いかけながら私に尋ねてくる兄さん。あぁやっぱりカッコいいな~。
っと、感想をきかれているんだった!
「はい! すごく面白かったです。なんと言ってもその……」
「ほら早くご飯食べちゃいな!」
お母さんから言われた。
これは従わなければあとでなにを言われるか分かったものではない。
「その……」
なんて言えば良いのか分からない私に対して、
「また今度聞かせて。な?」
と言って、また頭を撫でてくれた。
「では、行ってきます」
「はいはい、行ってらっしゃい。9時頃でいいんだね?」
「はい、そうです。少しくらいなら遅れても大丈夫だと思いますよ」
「了~解! ほらさっさと行ってきな!」
「はい、それでは行ってきます」
「行ってらっしゃ~い!」
「ありがとう、行ってくるね」
また頭を撫でくれた。嬉しい♪
「じゃあ仕度でもするかね」
「そうだな、じゃさっさと準備しますか」
父さんと母さんは身仕度を整えだした。
私は一年生なので卒業式に参加する権利がない。
ごめんなさい、ウソ言いました。ただの場所が足りなくなるので一年生は自宅で待機なだけです。
「にしても、あいつが卒業か……早いもんだな」
「そうさね。もう十六だろ? 月日は早いもんだね」
そう本当に早い。あっという間に時が過ぎていった。
まだあまり兄さんとの思い出ができていないのに……
「さて! それじゃあお母さんたちもいこうさね」
「では行ってくる」
「行ってらっしゃ~い」
2人を見送った後、私はもう一度本を読み直した。
兄さんと感想の言い合いっこをするために。
~おしまい~
ん~、どうでしたか?
絶対にこんなお兄ちゃんいねーだろなとか思いながら書きました。
それに兄に対して敬語を使う妹もないわ。
ご意見ご感想ご指摘をお待ちしております☆
てなわけで今日は
卒業式で、一年生は自宅待機でした。僕? 僕は小説でも読もうかと思いましたが、ぶらりと歩きだしました。そして本屋さんに行って、本を何冊か購入しました。
西村賢太先生の一私小説書きの弁、カフカの変身、死者の奢り・飼育、を買いました。どの本も比較的薄かったのですぐに読み終わりそうです。
あと家に帰ってからゼロ魔の6巻を読みました。
読んで下さりありがとうございます!
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