表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
193/268

2013/02/04 Mon

…………*


「タイヤキはやっぱり頭から食べるのだと思うの!」


「僕は尻尾からかな……?」


「なんでさ?! タイヤキだよタイヤキ! タイヤキを頭から食べずしてどうしてタイヤキを食べたと言えようか!」


「おうおうおう、落ち着いて」


彼……縣 彰敏……と彼女……哀島(あいじま) 愛子(あいこ)……は、告白の日を境に二人手を繋いで帰っている。


口数少ない彰敏の分を補うかのように、彼女はよく話す。家庭のこと授業のこと友達のこと部活のこと……彰敏が相槌を打ちながら愛子は次の言葉を紡ぐ。


帰り道、生徒達はそんなアツアツな関係を見て囃し立てる。


すると愛子は……彰敏の手を勢いよく離し……顔を朱くして両手をブンブンと振り回しながら追いかける。


彰敏は愛子の手をとり、どうどうと言葉少なく宥める。愛子はまた顔を赤らめながら、うんと頷き歩き出す。


それがよくある光景、何時もの風景。


…………*


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ