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2013/02/03 Sun

2013/02/03 Sun


今日は中学の頃のお友達と、隣街へお出かけ。財布よし。ちり紙よし。服装……部活帰りなので高校の名前が入っているジャンバーよし?


いやいやよくないだろうと思いまして、家に帰って着替えてまた出発。無駄無駄なロスタイムですよ。


駅まで到着すれば、懐かしの友達と眼と眼が合う瞬間、色々な出来事がフラッシュバック。


毎日毎日、一緒に登校した通学路。冗談を言った放課後。学校祭でハジケあったり卒業式で笑いあったりしたあの友人と。


My friend?

No!

Dear friend!


親愛なる親友へ贈る僕の言葉。

久し振り。ああ久し振り。


中学校を卒業してから、めっきり顔を合わせることがなくなって、寂しさ大きく涙へ変わる。


ああやだね、再開が嬉しくて泣くなんて。僕は笑う。


電車にガタンゴトンと揺られながら、世間話をエンドレス。話題は尽きない。笑顔は絶えない。


政令指定都市に到着すれば、すぐさま本屋さんへ直行する。ダラダラダラダラと本の背表紙を眺めながら、内容を語り合う。


小腹が空いて、ファーストフード店で小休憩。もちのろんで僕のおごり。


満たされたお腹をさすりながら、次の目的地へレッツラゴー。軽く道に迷いつつも無事到着。良かった良かった。


そこでものびのび本を眺めつつ、あれよこれよと言ってる間に、お金が泡沫の

ように姿を消して。


気付くと空は真っ暗で、僕達は帰らねばならない時間になって。駅へと続く道程が永遠に辿り着けなければいいのになんて。


再び電車にガタンゴトンと揺られては、話に花を咲かせます。また遊ぼうね。ああ絶対に。


彼は最後にじゃあねと呟いては背を向ける。僕は彼の背にまた今度と声を掛けた。

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