表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
184/268

2013/01/01 Tue あけましておめでとうございます!

祖母ちゃん家で風邪(?)のような症状になりました。恢復

為寝てばっかりだった故、日記はないです。

2013/01/01 Tue 新年だぁー!


哀染さんは今、どんな表情をしているのかは分からない。けれど、髪の毛の間から見える赤い耳は色々と物語っている。


これは、あれだ。

ほら、なんだ。

うん、分からん。


僕の思考は悶々とした思春期特有(?)の自意識過剰なのか?! 否、断じて否である……そう、願いたい。


沈黙を切り裂くのは凛とした声。彼女は勢い良く顔を上げる。風に揺れる髪の毛は実に優雅だ。


「実は! ……君にお願いがあるのだ」

「お願い、ねぇ」

「そ、そうだ。お願いだ」


チラッという擬音がつくかのように、彼女は僕に横目を流す。


だから、頬を赤くするのはやめなさい。腰に手を当てて、若干偉そうにしているのに……不覚にも、そのギャップにぐっと来てしまうのですよ。


なんかツンデレみたいやな彼女。


「まぁ、僕に出来るのであれば協力はするよ。クラスメイトだし」

「本当か!」


ズイッと身体を寄せて来る彼女。近い。思春期男児の性欲を舐めるな。女の子が側にいるだけでアレコレと無双ではなく、夢想してしまうのだぞ。


警戒というものが足りんぞ、君……なんて、現実逃避でもしながら。


というより、どのようなお願いをするつもりなのだろう? 協力するよーと言ったらあの喜びよう。


友達が少ないのか? それはないか。


……無理難題を押し付けられるのだろうか。想像したくないな……(遠い目


グッドバイ、青春の日々よ。

ウェルカム、地獄の日々よ。


ゴクリと鳴った音がやけに生々しく感じられた。


「お願いというのは…………」


突然、強い風が吹く。


何故かスカートの中は見えない。なんだ、結界でも張られているのか?!


くっ、かの鬼畜なお兄やんは、スカートがめくれ上がった瞬間に、下着を細部に至るまで視認すると言うのに。


まさか……馬鹿には見えない下着(はいていない)だと?! 破廉恥な!!


って太腿すら見えていないんだから、下着が見えるはずないよねー。ざーんねn……冗談だよ?




……さてアメリカンジョーク(?)はさておき、現実と向き合おう。今のは冗談だからね。本当だよ。嘘じゃないからね!




僕は彼女のお願いに対して……


▷協力しますか?


▷是(Yes) ▷非(No)

ありがとうございます!


今年もよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ