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2012/12/27 Thu

2012/12/27 Thu


年末と言えどもカテキョーです。

今日も今日とてカテキョーです。

月曜日にあったのですが、カテキョーです。


やれやれだぜ。





トゥットルー続きー。



そうだった、今はあの手紙の……待ち合わせ!

頭を軽く振り払うと何時の間にか乗っていた木の葉が舞った。


「お、おう。約束通り来た……よ?」


何故か疑問になってしまう僕。


「うむ、そのことについては感謝する。ありがとう」


哀染さんは頬をポリポリとかきながら僕に礼を言った。顔を赤くさせながら。視線は何処か遠くを向いていた。ぐは、なんすかこの可愛さ。良くないですよ。


「いや、そんな。正直、凄く嬉しかったし……お礼なんてそんな!」

「いや、いきなり放課後に体育館裏までに来てね、とか書かれている手紙があったとしても、少なからずは疑うだろう? だけど、君は……疑念を抱いたのかどうかは分からないけれど……来てくれた。そのことについてはお礼を述べたい。ありがとう」

「え、いや~……どういたしまして?」

「うん……」


なんすか、このもどかしい空気は。付き合い始めた中坊か僕は。こんなことを考えている僕はきっと赤面しているのだろう。困る。


わ、なんか緊張してきた。なんでだろ。僕から告白する訳でもないのに。し、深呼吸をしよう。


この居心地の悪い雰囲気に耐えかねられないのか、彼女は俯いてしまう。

彼女が今、どんな表情をしているのかは分からない。けれど、髪の毛の間から見える赤い耳は色々と物語っている。


ありがとうございます。

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