後悔と希望
霞んでいく
この世界が霞んでいく
誰から見ても明らかであるように
世界が端々から崩れていく
耳に聞こえる音楽は
あまりにも自分にとって純粋すぎて
目の前で見ている世界がまるで嘘みたい
何を信じたらいいのだろうと思うけど
残されている時間も少ないように感じる
もっと正しい道を歩む人生であれば良かった
自分の人生を振り返ってみて
お世辞にも人に誇れる人生ではなかった
次に生まれてくる時には
後悔しない人生を生きていこう
この東京の地で
海水がドンドン押し寄せてくる
世界の終わる直前で
初めて神に祈りを捧げた