7話
楸「お疲れさん」
椿「これで終わりだ!だって!プークスクス」
柊「カッコよかっただろう?」
椿「少し」
柊「ドロップ品は素材だな」
椿「どうせランダムなんだし、拾っちゃえば?」
楸「もーらい」
椿「あ、私のところに来たわ」
柊「なんて書いてある?」
椿「鉄。武器生成素材だって」
柊「どれくらい必要になってくるか、確認もしたいところだな」
楸「まだ副業は解禁されてないだろ?」
椿「NPCの鍛冶屋があるんじゃない?」
柊「どうだろ、帰ったら見てみよ」
楸「とりあえず、攻略再開だな!」
椿「拠点もあと6ヶ所あるみたいだからね」
柊「1回目から結構面白いな」
楸「レベルを上げてより強くなって周回するのも楽しそうだ」
椿「私はレベルを上げないと1人で攻略も難しいだろうからね」
柊「椿の支援にはだいぶ助けられてるよ」
楸「一番レベル上げて助かるのは椿かもな」
椿「崇め奉りなさい」
柊「よし、次の拠点を落とすか」
椿「ったく」
―
楸「ステータスが上がったわけじゃないけど、さっきよりは倒しやすくなった」
椿「慣れがあるんだろうね」
柊「あれ、またドロップ品椿に行った」
椿「功労者をわかってるんじゃない?」
楸「そういうシステムなのかね」
柊「ダメージで言うと一番入れてるはずなんだけどなぁ」
椿「ほら、次行くよ」
―
柊「あれはやばいかも…」
楸「あれが武将ってやつか?」
椿「拠点長より断然強そうに見えるじゃん…」