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異世界帰りの勇者、RPG世界にモブ転生  作者: ヒカリ
第一章 王立学園入学 そして邂逅
8/24

[大幅改変中]    王都の散策 1 冒険者ギルド


 王都に来てから2日目。


 朝起きて宿で朝食をもらい外に出てみると、人の多さや活気に圧倒される。前世の日本と比較しても、東京ぐらいの人口密度があるかも知れない。


 ちなみに今泊まっている宿は<安らぎの宿>。

 王都の三層目、冒険者街の北東方面にある宿だ。近くの森では仕事が少ないので、冒険者はほとんど来ない。だから他のところよりも治安が良くて、商人が多く滞在している。


 だからなのか宿の数も多く、価格競争が激しいのだろう。結構良心的な値段で助かったよ。


 お金の価値は大体


 1円=1Yen


 ゲームでは 1000Y 等と表示された金額の横に金貨のマークが付いていた。


 普通の宿は大体3000Y〜5000Y程度で、<安らぎの宿>は1泊3000Y、食事は別料金という形式だった。


 食事は相場が約1000Yぐらいなので三食食べれば3000Y、宿合わせて1日6000Y。入学の5日前まで後6日なので、必要なお金は36000Y。

 お小遣いは50000Yだったので、これまでに14000Yかかったーーシロモリ町とルルーフの街の宿に泊まって計9000Y、<安らぎの宿>は1泊3000Y、食事は2回したので2000Y。道中の食事と携帯食はスカイに奢らせたーーので、今持っているお金は36000Y。

 

 うん、ぴったしだね………やばくね?

 多分、本来なら叔父さんが宿代とかを払ってくれる予定なんだろうな。スカイあの野郎(野郎じゃないが)!こっちの予定か乱しまくりやがって!。


 まあいい、王都の滞在時間が伸びる事にはメリットもある。


 冒険者になって稼ぐぞ!

 


 冒険者ギルドは東西南北にある門の近くにそれぞれ立っている。冒険者ギルドの本部が南にあり、他の方向は支部という形である。

 

 冒険者ギルドでは依頼の仲介をしており、冒険者としてのカード(認定書)は身分証明書にもなる。


 依頼内容は街中でのお悩み解決や町同士を跨ぐ配達、薬草などの素材の採取や魔物の討伐など様々な仕事があり、何でも屋としてや英雄達として知られる面もある。


 10000Y払うことで簡易鑑定をしてもらえるのでステータスや適性などを調べられる。残念ながら、簡易ではスキルや熟練度は調べられないけどな。


 金は大丈夫かって?んな訳あるか、死ぬ気で稼ぐんだよ。じゃないと食事も出来んし、宿にも泊まれないからな。


 登録したら北西の森に行くつもりだ、途中にある北の冒険者ギルドに寄って冒険者になろう。




 北の冒険者キルドを目指して王都を歩く。地面は石畳で、舗装されているため大きい縦の道では馬車なども走っている。

 道は京都のように横と縦の道が綺麗に分かれているが、王都が三層に分かれた円形のため横の道はぐるっと1周できるようになっており、縦の道は横の道に垂直になるよう引かれている。


 俺は横の道を進んでいたが、横と縦の道の交差点を越えると新たな光景が見えた。


 さっきまで進んでいたエリアは宿や住宅が多かったが、ここから先は市場が開かれてているようだ。


 前世と同じような野菜ーー特にゲーム内では名前は変えていないのでーーも売りに出されている。まあ、今までの食事でニンジンだとかカボチャだとか入ってたし分かっていたが。


 他には肉などの食料品。毛皮、工芸品、アクセサリーなど細々としたもの。果てには武器までもが、店や露天などで売られていた。


 こういった市場は大体門の近くで開かれる。

 次の交差点に着くと、北門と冒険者キルドが見えた。


「へえ、これで支部か。思ったより大きいな」


 ギルドは二階建てっぽいので周りの建物よりも高く、かなり目立っている。


 両開きのドアを開けると、目の前に空いたスペースを挟んで受付が見えた。右を見ると掲示板があり、依頼書などが貼ってある。左を見るといくつかの丸テーブルと椅子が点在し、青年と呼べる年齢の男4人がテーブルを囲んで話をしていた。


 おそらくパーティを組んでいるのだろう。比較的新しい武器たちを携えた彼らは、防具が貧弱な事から冒険者になって日が浅いのだろうと推測できた。


 そんな彼らを尻目に受付へと向かう。

 そういえば、今の俺の格好は茶色い麻の服に黒いマント、

そして剣の刺さった黒い鞘を携えている。皮の鎧すら着てないから、あまり冒険者という格好ではないな。


「おはようございます、本日はどのようなご用件でしょうか?」


 受付の前に立つと、白い髪を下ろし黒縁メガネをかけた女性が話しかけてくる。白いシャツの上に灰色のベスト、青いリボンを首元に付けておる、受付の奥を見ると、同じような格好をした女性たちが仕事をしていた。


「冒険者登録と簡易鑑定をお願いします」


「分かりました。では10000Yenのお支払いの後、こちらの水晶に手を乗せてください」


 仕方がない。残り少ないお金から、泣く泣く10000Yen を支払う。


 受付の女性はお金を受け取った後、机の上に青い水晶を置く。先の尖った水晶は四角の透明な箱に入っている、いや、箱じゃなくて………石?。透明な四角の石、その中に水晶が埋まっているのだろう。


「お名前を言ってください」


「シシ・クロウ」


 名前を言うと触れていた水晶が青く光り始め、咄嗟に目を瞑る。

 光が収まったことが分かり、目を恐る恐る開けると目の前に一枚のカードが浮いていた。


 受付の女性に目をやると目が合った。きっと慣れているのだろう。何ともないように、浮いたカードを手にするように促す。


 手に取ってみるとカードに書かれた内容がよく見える。

 名前、そして階級である。

冒険者ギルドの階級は下から鉄級、銅級、銀級、金級、ミスリル級、アダマンダイト級、そして最上位のオリハルコン級だ。俺はもちろん鉄級からだ。


「簡易鑑定もでしたね。水晶の上にカードを置き、その上に手を乗せてください。その後、ステータスと言えば完了です」


 言われた通りに手を乗せて「ステータス」と言う。事前に目を瞑っていたら、案の定また光り始めた。

 

 目を開けて、カードを見てみるが特に変化は無い。


「そのカードにもう一度、ステータスと言うと鑑定内容が出てきます。そして、閉じろというと消えます。個人情報なので自分でしっかりと守ってください」


 どうやらこれで終わりのようだ。ステータスを見たら、掲示板の依頼書を覗きに行こう。


 壁に背を向けている椅子に座ることで、後ろから覗かれないようにする。自意識過剰かもしれんが、自己防衛ちゃん大事だな。


 唾を飲み込み、冒険者カードに目を向ける。


「ステータス」


ーーー

シシ・クロウ

Lv5

HP:183 (122×1.5)

MP:87 (58×1.5)

STR:19 (13×1.5)

VIT:22 (15×1.5)

INT:15 (10×1.5)

AGI:15 (10×1.5)

MND:15 (10×1.5)


魔法適性

火:D

水:D

土:D

風:D


武器適性

斬:D

突:D

打:D

ーーー


ーーー

シシ・クロウ

Lv 0

HP:122

MP:58

STR:13

VIT:15

INT:10

AGI:10

MND:10


魔法適性

水:C

風:D


武器適性

斬:C

突:D

打:D


スキル



ーーー


ーーー

シシ・クロウ

Lv 20

神職(ジョブ)剣士(ソードマン)Lv 5

HP:366 (122×3.0)

MP:174 (58×3.0)

STR:44 (13×3.0+5)

VIT:45 (15×3.0)

INT:30 (10×3.0)

AGI:35 (10×3.0+5)

MND:30 (10×3.0)








 うん、適正ひっでえ。





追記

ステータス説明

STR 攻撃力 力の出せる上限(適正によって変わる) 

VIT 防御力 体の硬さの上限 刃の通り辛さ

INT 賢さ 魔法の威力

AGI 俊敏 スピード 攻撃速度

MND 精神 魔法耐性 状態異常耐性

LUK 運 ドロップ率 クリティカル率


 大まかにこんな能力。

 戦いでは技術も大きく関わるので数値が絶対ではないので参考程度に。






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