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073 スッカ2 ──秘匿




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 ──一頻ひとしきり、彼女の話を聞き終えると、僕は自分の話をした。




 この世界とは異なる遥か遠くの世界から、突然、何らかの力で飛ばされてやって来たこと。


 前の世界では「カイシャ」という組織に属していたこと。


 そこで人の役に立つことが出来ず、辛い毎日を過ごしていたこと。


 ジャミング症候群という障害を持っており、人と良好な関係を築くことが出来ないこと。



 そして、ここに来てからの日々のこと──。


 謎の【神木の木盤】で、色々と指示を出されていること。


 何故かこの世界の言葉を理解し話せること、不思議なスキルを扱えること、神器──【神木の槌】のおかげで、魔物を簡単に倒せること……。


 



 

 だけど、僕は【再出発の火】のことは秘匿した。

 死んでも生き返るなど、どう考えても異常過ぎる。

 このことを口外することで、何らかのトラブルが生じることを危惧したのだ。


 それに加えて、【Hate】、【プレコックス感】、【Ignorance】等の具体的なスキル名と効用も明かさなかった。

 スッカさんに気味悪がられたり、嫌われたり……失笑されることを怖れたのだ。


 また、【鑑定】スキルについても伏せておいた。

 スッカさんのステータスや能力を、僕は簡単に知ることが出来たが、それをすることはしなかった。

 他人の裸を覗き見するような後ろめたさがあったからだ。



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