034 サバイバル16 ──Level up!
──翌朝。
全身の筋肉痛で目が覚めた。
魔物討伐後の全身の痛みという状況に、もしや? と思い、ステータスを確認する。
◎ステータス
【種族】人間 【レベル】1→2 ← 《 level up! 》
【職業】無職 【年齢】27歳 【生別】男
【名前】明日部 太郎
【生命力】35/35→50/50
【魔力】4/4→8/8
【力】4→8
【運動神経】2→6
【社会性】2
【想像力】2
【器用】2→4
【注意力】2→4
◎コモンスキル
【隠密(レベル1)】← 《 new! 》
【気配感知(レベル1)】← 《 new! 》
【暗視(レベル1)】← 《 new! 》
◎ユニークスキル
【言語理解】
【鑑定(レベル1)】
【Hate(レベル2→4)】← 《 level up! 》
【プレコックス感(レベル2→4)】← 《 level up! 》
【Ignorance(レベル2→4)】← 《 level up! 》
【AAP(レベル2)】
【SAS(レベル2)】
【EAS(レベル2)】
【EAL(レベル2)】
【EAS(レベル2)】
【OAC(レベル2)】
【HUP(レベル2)】
【NR (レベル2)】
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その他多数
ステータスと、いくつかのスキルレベルが上がったようだ。
そして嬉しいのが、コモンスキルの獲得! 【隠密】に【気配感知】に【暗視】!!
こういう普通のスキルが、欲しかったんだよ!
スキルレベルの上がり方に差があるのは、僕自身の資質と、普段の使用頻度のせいだろう。
そしてどうやら、普段やっている行動が、そのまま新たなスキルとなって身に付くらしい。
例えば、僕は外に出る度、気配を隠し、周りに何かいないかと、常にビクビクしながら行動している。
そして日が落ちれば、夜闇の中から何か襲ってこないかと、いつも闇の中に目を凝らしていた。
その結果として【隠密】、【気配感知】、【暗視】の三つのスキルが身に付いたものと思われる。
そんなことを考えていると、身体の痛みが誇らしいような──愛すべきもののように感じられた。
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やがて、身体の痛みが引いたので、僕は再び森へ出かけることにした。まだ昼前だ。
身体能力が上がっているため、昨日よりもサクサク進める。
到着後は何はともあれ、刈った草を回収し、皮袋(大)に詰め込んだ。
草の回収を終えると、さっそく【Ignorance】に重ね掛けする感じで、【隠密】と【気配感知】を発動させた。
スキル三つの同時発動は、僕にはかなり辛かった。やはり、マルチタスクは苦手だ。
そして新たに覚えたスキルは、【鑑定】同様、使うと疲れる。
精神力が徐々に摩耗していくような疲労感。
だが毎日使っていれば、もっと楽に使えるようになる筈だ。
此処は元いた世界と比べると、ちょっとした努力が実を結び易い。そんな気がする。
現に僕は【隠密】などの新たなスキルを獲得出来た。
努力は無駄にならない。日々、成長していける!
今朝のレベルアップは、かつてない程、僕を前向きな気持ちにさせていた。




