7話 拳で語り合う?
今回の話はクロスが語りとなっています。
最初はみんなと仲良くしていた。
でも私がボスだとわかると
みんなが避けて誰も話しかけて来なくなった。
それはあくまで漫画の中の話
なのにこっちの世界でも嫌われて……
私は漫画の外でなら普通の女子高生なんだ。
信じてくれよ……
7話 「拳で語り合う?」
私はメルとサチエ、初代部長と共にこの部を立ち上げた。
メルとサチエは私のことを知らなかったのか知っていたのかはわからないが、よく話をしてくれた。
「サチエは速く走れるし、部長は透明人間になれるってわかったけど、クロスと私は何もわからないな。」
「そうだねー。なんかないかなー?」
「よし!ちょっと外に出よう!」
「はぁ?何すんの?」
「戦う!」
「待て待て待て待て!何故そうなった!」
「サチエ運んでくれ!」
「はいはい。」
「ちょい待っ……もう外についてる!わぁぁぁぁぁ!!」
「泣くな。戦って何かわかるかもしれないじゃないか!」
「そう言って前もサチエが怯えてたじゃん!メル強すぎて!」
「それは元からだからな……」
「絶対それが能力だろ!嫌だぞ私は!」
私は逃げようとしたが体を抑えられて無理だった。
「もーやけくそだ!」
私は思いっきりジャンプした。
するとつかまっていたメルと一緒に空を飛んでいた。
「まさか空が飛べるとかそういうの?」
「なんじゃないか?」
能力が判明してから私は2人と高校の問題の解決に努めた。
それまでは部室でゆっくりしてただけだった……。
それから1年くらい経ってラブが来てからレイも入って……
キャルローゼとかいうやつにも会った。
キャルローゼに言われた事で傷ついてるのもあるけど、新入部員が増えたことも涙の理由にはあった。