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交通事故の対処法

……ふぅ

 命が尽きる時、人間はいったいどんな光景を見るのだろうか?

 きっと皮肉家どもは『それを知っていたら生きている訳ないだろう』と言うに違いない。

 確かにそう言われたらそこまでなのだが、世の中にはまさに生死の境を彷徨った人間もいる訳で、聞くところによるとおおまかに二つのパターンがあると言われている。

 一つは過去の記憶が瞼の裏を高速で駆け巡る光景だ。いわゆる走馬灯と表現されるやつである。

 そしてもう一つが目の前の世界があたかもスロー再生されたかのような光景だ。例えば雨の雫が一滴一滴見えたり、それまで見えなかった敵の剣戟を目で追えたり。これは死に直面したことによって短時間ながらも脳を含めた全ての感覚神経が活性化されるからだとされている。




 さて、なぜ俺がこんなことを説明しているのかというと、今まさに俺が生死の境目にいるからだ。不運にもバイト帰りに自転車ごと車に轢かれて。

 場所は見通しが悪く人通りも少ない交差点。時間帯も夜の11時と、衝突事故としてはまさに最適の環境であった。


 正直ぶつかった瞬間は覚えていない。今日の献立てをどうするか考えていたらいつの間にか体が宙を舞っており、数メートル先のガードレールに叩きつけられたのである。

 鈍い違和感を覚えて下半身を見ると足がおかしな方向に曲がっており、腹部からはどうしようもない程血が溢れていた。本来なら感じるはずの痛みも感覚も、首から下は全く感じられない。それは自分でも分かるくらい絶望的な状況を意味していた。


 ちなみに俺は生死の境では前者の昔の記憶が脳に流れてくる方ではなく、後者の感覚が鋭くなる方だった。目の前は何もかもがクリアに見え、小さな虫の音でさえもはっきりと聞こえる状態。しかし体が動かせない現状況下ではそれは毛ほどの意味もなさない。

 まったく、それなら走馬灯が頭を駆け巡った方がマシだというものを。死に際ですら思い出を浮かべることのできない自分が嫌になってしまう。せめて心残りの一つでも思い浮かんで欲しかった。

 だけどまぁ、人生が充実しなかったことを除けば未練らしい未練はないのも事実。親兄弟には特段言うことなんてないし、親しい間柄の人間なんていやしない。彼女なんかできたことない。実に虚しく寂しい人間である。


 しかしそう想いを寄せる対象がいないと、俺を轢いた人間がどんな人物なのかふと興味が沸いてくる。

 少なくともこの事故をさかいに俺と最も関わってくることになるのであるから。事故の加害者として。




 何て思っていると車のドアが勢いよく開かれた。様子を見るにかなり慌てている模様。そりゃそうか。


 じゃあさっそくどんな奴が出てくるのか当てようじゃないか。

 人を轢くような荒い運転をしているのだからきっとチャラついた男……。いやいや、判断能力が衰えたご老人という線も考えられる。はたまた仕事帰りのサラリーマンかもしれない。

 呼吸が苦しくなりながらも、ついつい皮肉交じりににやけてしまう。自分はもうじき死ぬのに何を考えているのだろうと。




――しかし、出てきた人物は俺の予想を大きく裏切った。


「だ、大丈夫ですか……!?」


 声を震わせながらも俺の方に寄ってきたのは意外にも若い女の子だった。それもとびっきり可愛い女の子。

 年齢は俺と同い年かちょっと若いくらいだろうか。背は少し小さめで目は大きくどこか小動物を思わせる風貌。そしてそのやや茶色が混ざったセミロングの髪は彼女の可愛さをより際立たせている。

 しかしながら彼女は同時にその体格からは不釣り合いとも言える大きい胸を有していた。Tシャツに写ったピエロが笑い顔から悲しみ顔に歪む程の。

 その愛くるしい顔にちょっと小柄な体型、そして大きな胸。

……それはまさに俺好みの理想の女の子だった――


 すると、痛みも感じなかったはずの体から不意にドクンッと脈動を感じた。


「ゴフッ…!」


 思いがけないことに不覚にもむせ返る。口からは喉に詰まっていた血反吐が零れ出た。

 その光景ははたから見たら大変危篤な症状と思われるだろう。何せ車に何メートルもぶっ飛ばされた人間が口から血を吐いたのだから。

 しかし俺は言いたい。違う、これは恋という病のせいだと! 


「あわわ……」


 吐血した俺を見て女の子は慌てふためく。その挙動不審な所作は実に可愛らしかった。できれば傍にいてずっと眺めていたい。


 しかし運命とは残酷なものかな。俺はまもなく死ぬのだ。そんなこと考えている間にも喉がきりきりと締まり始めてくる。呼吸の苦しさが刻一刻と死期が近いことを知らせてくるのだ。


「待っててください。今、救急車呼びますから! それまで頑張ってください!」


 そう言って彼女は携帯電話を取り出し電話をかけた。

 しかしこんな素敵な子に迷惑なんてかけたくなかったな。見るからに優しくて素直そうな子だ。きっとお母さんに頼まれて駅までお父さんを迎えに行こうとしていた途中なのだろう。

 車で人を撥ね殺した場合、莫大な損害賠償を支払わなくてはならないと聞く。俺なんかのためにこんな可愛い子が不幸になるなんて……。


 ああ、しかしもうダメだ。この子のためにも死にたくはない。けれどもう瞼がどうしようもなく重くなってきた。頭の中も真っ白に染まってきている。

 意識も朦朧としてきた。残念だけどここまで、か……。


――本当にごめんな、名前も知らない女の子……。






……ん? あれ、ちょっと待て。


「あの、車を運転していたら人を誤って轢いてしまったんです。……えっと、場所は4丁目の橋のある通りの……。――ええ、そうです」


 彼女は俺の傍に立って救急車を呼んでいた。8月らしくラフなTシャツと短めのスカートという格好で。それはつまり何を意味しているのか?


 答えは簡単だ。見えそうなのだ。その細くしなやかな脚の行きつく先が。

 今はちょうどムチムチな太ももが見えるところ。その奥の未知の領域にはギリギリ届いていない。見えそうで見えない。

 ギリギリの駆け引きとも言うべきか。男なら誰しも経験があるだろう。駅の階段で女性のスカートの中が寸でのところで見えないアレ。それを俺は1メートルにも満たない距離で眺めている。

 何とも焦れったいことこの上ない。まるでお腹を空かせた犬に待てを強要させているようなもの。もどかしさのあまり気が触れてしまいそうだ。


「はい、分かりました。――え、怪我人の状態ですか?」


 しかし天の女神はそんな哀れな俺を見捨てなかった。

 不意にロマンという名のそよ風が吹いたのだ。その柔らかな風は彼女のスカートをわずかばかり持ち上げた。それはほんの少しの力だった。

 だが俺にはそれで十分だった。俺は目を細め、今持てる最大限の意識を視神経に接続させた。


 それから俺の視線はスカートで阻まれていた道をたどる。その白く柔らかそうな太ももを上ることは俺に危険な背徳感をもたらした。

 頭が燃えるように熱い。全エネルギーが脳に集中しているのだ。だけど俺は立ち止まれない。悲願を達成するまでは。


 そしてようやく目的のものが目に入る。一瞬の出来事のはずなのに何時間も経ったような感覚だった。

 しかしそれが網膜に焼きついた途端、俺の時がピタリと止まる。


――く、黒のパンティーだとっ!?


 それは俺の期待を大きく裏切るものだった。こんなにもあどけない女の子がそんなアダルティな代物を履いているなんて……。それも布地が細い際どいタイプ……!


 こんなの……、とても興奮するじゃないか!


 しかしまた同時に、頭に限界が来たことを感じた。無理もない、今の俺には刺激が強すぎたのだ。

 だが赤いランプが脳に鳴り響いているにも関わらず、俺はその黒い女豹から目を離すことができなかった。彼女があたふたと動くたびにスカートがはたはたと揺れ、パンティーは見え隠れする。そんな扇情的な光景から目を背けることは何人たりとも不可能なのだ。


 これぞまさしく羨ま死……! まさかそれを体現することになるとは。神様もなかなか道理をわきまえているではないか……!


 そんなことを考えていると、またしても彼女が声を荒らげる。いったい何事か。


「た、たいへんです、さっきまで目を空けていたのに閉じちゃいました……!」


 ああ、何だ。そんなことか。別に心配しなくてもいい。これはただ君の聖域を眺望するために目を細めたに過ぎないのだから。


 だがそんな俺の心の声とはお構いなく、彼女は電話口からの指示を仰ぐ。


「――お、応急処置ですか? 分かりました。できる限りのことはやってみます」


 そう言って彼女は携帯をポケットにしまい、急いで俺の胸に手をかざした。心拍確認というやつだ。


「う、嘘……!? 心臓が動いていない……」


 右胸を何度もぺたぺたと触りながら確認し直す彼女。いや、心臓があるのは左胸だから。慌てているにも程があるでしょ。

 というより薄々気付いてはいたが彼女、少々天然が過ぎないだろうか。まったく、そんなんだから事故を起こすんだぞ、このうっかり屋さんめ☆




 そんなこんなで彼女の心臓マッサージ。効果が現れるかは別として(俺の意識がある時点で無意味、むしろ腹部からの出血がひどくなるなどとは決して言わない)、彼女の健気さは賞賛に値するものであった。


 しかし俺の視線は彼女の頑張りとは関係なく、またしてもある一点に集中する。

 考えても見てほしい。心臓マッサージとは前かがみになり両手を相手の胸に乗せて行われるものだ。それは力の弱い女性でも自分の体重を用いて力強く圧迫することができるように。

 そして本日彼女は夏ということで緩めのTシャツを着ている。


 もうお分かりだろうか。厳粛たる紳士諸君には是非とも分かって欲しい。

 つまりその態勢は彼女の豊かな胸部を強調せしめ、ゆったりとカットされたシャツからはどこまでも視線を惹きこむ谷間がこちらを覗いてくるのだ。

 もちろんそれだけではない。彼女がリズミカルに動くことによって彼女の胸も上へ下へ、そしてまた上へ下へと揺れる。


「は、鼻からも血が……! どうしよう……」と驚きの声を上げる彼女。


 しかしそれは致し方ないこと。どれもこれも君が魅力的過ぎるのが悪いのだから。

 それにしても彼女は何て罪づくりな女性なのだろうか。もしかしたら彼女は神が遣わした天使で俺を天界へと導こうとしているのかもしれない。彼女の美しさからしたら納得だ。

 もしそうであるのならば甘んじてそれを受け入れよう。男のロマンをこれでもかとばかりに見させてもらったのだから。これ以上俺は何も望むまい……。




 だがしかし、すっかり満足しきった俺とは裏腹に、彼女の進撃は止まることを知らなかった。


「こうなったら最後の手段……人工呼吸をするしか……」


――じ、人工呼吸だと!? それはマウストゥマウスで息を吹き込むアレのことか!? 


 何ということだ。まさかこんなところで人生最初で最後のキスを体験することになるなんて……。

 正直この状況で人工呼吸? と思わなくはないがそんなの関係ない。これから冥土へ旅立つ俺への最高の贈り物に違いはないのだ。


 彼女は俺の顔を固定し鼻を塞ぐ。俺は俺で彼女の人工呼吸を享受しようと意識があることがばれないように必死で息を殺す。

 薄目で彼女の顔を見ると覚悟を決めたのかその大きな目は閉じられていた。


 やがて彼女の呼吸音が聞こえ始める。その息遣いは荒く、こっちまでどうしようもなくドキドキしてしまう。


 唇が重なるまであと5センチ。

 ここまでのやりとりはほんの数秒にも満たない。だが俺にとってそれは永遠の月日のように感じられた。

 俺は悟る。きっと彼女と口づけを交わしたら今度こそ俺の命は尽きるのであろうことを。しかし、それも悪くはない。死ぬ前にこんなに可愛い子とキスできるのであればむしろ本望だ。


 ここで俺も完全に目を閉じる。感じるは、高鳴る心臓の音と彼女の顔が目の前に来ているという気配だけ。


 彼女の息が口をくすぐり始める。もう彼女と俺とはほとんど距離なんて存在しない。するとどうだろうか、さっきまでバクバクと鳴っていた脈は不思議と聞こえなくなった。まるで俺と彼女との間には何も存在していないかのように。




 そして、俺と彼女の唇が重なる――






――と思われたその時、俺の白雪姫(スノー・ホワイト)タイム終了のお知らせ、救急車の不愉快極まりないサイレンの音が辺り一面に鳴り響いた(激怒)







 目が覚めた時俺は病院のベッドにいた。あの後憎々しいことにむさい男どもに救急車に担ぎ込まれ、大至急大掛かりな手術が行われたのだ。

 担当した先生曰く、俺は本来なら死んでいるはずの大怪我だったらしく、こうして生きているのも何か凄まじい執念があったからに違いないとのこと。

 それには俺も『そうかもしれませんね』、としか答えられなかった。




 そして翌日、彼女が見舞いに来てくれた。彼女は入ってくるなり大粒の涙を出しながら俺に謝罪した。自分の不注意のせいで取り返しのつかないことをしてしまったと。一生懸けてでもあなたに償いたいと。

 しかし正直俺としても後遺症が残ることはないと言われているので治療費さえいただければ問題はないと思っていた。むしろこちらとしてもいろいろと見させてもらったので逆にお金を払いたい気分である。ぐへへ。


 だけど彼女は引き下がらなかった。


「そんなのダメです! 迷惑をかけてしまったのですから何かさせてください!」


 何て律儀でいい子なのだろう。もうね、そう言ってくれるだけで何もいらないよ、本当に。それに何かやってもらいたいことなんて……。


――ん、そういえば一つ、心残りがあったな……。


「……じゃあ一つだけ、お願いを聞いてもらえますか?」

「はい、何でしょう!」


 おずおずと申し訳なさそうにしながら、しかし彼女は真っ直ぐとした声で応える。


「あの時の続き……」

「え……?」

「――あの時の人工呼吸の続き、してくれないでしょうか?」


 そこから先は覚えていない。だがその日、バチンという何かが破裂したような音が病院中をこだましたと言う。






◇◆◇◆






 「――と、いうのが俺と母さんの初めての出会いだ」


 そう言って親父は気持ちの悪い笑みを僕と妹に振り撒いた。

 知っているだろうか、クソ親父。子どもが親から聞きたくない話ナンバーワンが両親の馴れ初め話だということを。そして間違っても食卓の場にあげるべきものではないことを。


「まぁ、それからなんやかんやあって俺と母さんは付き合い始めたんだ。いやぁ、しかし本当にあの時は幸運だった。脊椎損傷に神経断裂、両手両足肋骨などが計8か所骨折、内臓だって3つ程破裂したのによく死なずにすんだものだ。やっぱり母さんへの愛のパワーが強かったということか」


 一人納得する親父。それは間違っても愛のパワーなぞという高尚なものではない。下劣なエロスへの飽くなき探求心というやつだ。僕にこんな父親の血が流れていると思うととてもおぞましい。


「死ね、ゴミ親父。蕁麻疹(じんましん)出るから消えて」


 御年14歳、反抗期真っ盛りの妹はいつにも増して辛辣な言葉を吐く。当然といえば当然だ。

 僕としてもこんな話、とても聞くに堪えない。この男は母さんがいない時に限って僕たちにこういった話をする。しかも自分の気が済むまで。

 だからこういう時はさっさと退出するに限るのだ。


「あ、友達ん家にCD返しに行かなきゃ」

「こんな時間にか?」と親父。

「もう大学生なんだし別にいいだろ。それに30分すれば帰ってくる」

「そうか……」


 ふとここで親父は急ににやけ顔をさらす。


「なら大人になったお前に一つ啓蒙してやろう。いいか、万が一交通事故にあったらな、よく目を凝らせ。そしてまずは相手のパンツを見るんだ。そしたらしばらくは生きる活力が生まれる。そしてだな――」


 得意げにまた長演説し始めるゴミ親父。また始まったよ、まったく。

 おっと、ここで妹がログアウトした。僕もこうしてはいられないな。


「はいはい、分かった分かった。しっかり覚えたから。もう行くね」

「おい、ちょっと待て。話はまだ――」

「じゃあ行ってきます」







 まったく、何が事故に遭ったらパンツを見ろだ。馬鹿馬鹿しいにも程がある。普通死に掛けたらそんな余裕あるわけないだろう。

 それに母さんも母さんだ。どうやったらあんな口説き文句を言うような男と付き合おうと思ったのだろうか。母さんはちょっと抜けているところがあるとはいえ、まともな思考能力さえ持っていれば普通そうはならないだろうに。


 そんなことを思いながら夜道を自転車でとばす僕。現在結構なスピードを出して運転しているのだが、この道は小学生の時から慣れているので何のその。しかもこの時間帯は極端に交通量が少なくなるからかなり安全と言ってもいい。

 しかし自転車を速く漕ぐと爽快感があって気持ちいいね、本当に。不愉快なことも何もかも洗い流される気分だ。



 しかしそんな油断が良くなかった。

 スピードに乗りながらの次の曲がり角、突如車が飛び出してきた。その突然の出来事に対応できるはずもなく、僕は自転車ごと宙に舞い、数メートル離れた塀に体を強く叩きつけられることになった。

 それは図らずしも親父と同じく自転車に乗りながらの交通事故だった。






――そして次の日、僕にもはじめての彼女ができた。



読了ありがとうございます!


作品の設定やあとがきなどは活動報告に掲載していますのでよろしければそちらも見てみてください。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 発想が新しく、飽きのこないテンポの良さで最後まで一気読みできました! [一言] くそう…… なんでこの前俺を轢いた軽トラの運転手はじいさんだったんだ……
2015/08/30 21:47 退会済み
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