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夢見物語 〜明晰夢を見始めた頃〜

作者: 夢見

夢見は今日も夢をみる…


夢見が思い通りにできる夢、

明晰夢をみるようになるまでの話。

夢見は今日も夢をみる…


私は小さい頃から

ハッキリとした夢を

みる事が出来ました。


楽しい夢から怖い夢まで色々…


不思議な物ですね。

夢占いとかありますけど、

あれ90%位の確率で

当たるんですよw


特に精神的に疲れていたりとか

その日に嫌な事があったりした日

程ハッキリとした

夢をみていました。


学者とかは脳がなんたら…

とかほざいていますが、

私は魂が抜けて夢の世界へ行く…


例を上げるならば、

「 「悪夢ちゃん」」みたいな

状態を信じています。


脳の中で起こるなら

知らない建物とか人々とか

出てくるわけないでしょうw


…そんな夢見が思いのままにできる

夢、明晰夢をみるようになったり、

感覚や痛みがある異常なまでに

ハッキリした夢をみるように

なったのは高校入学時でした。


人見知りでビビり、

怖がりでいじめ経験ありの

私はまぁこっち来るなオーラを

発していたわけで…w


頭がおかしな奴に

絡まれたりもしましたね。


メルアドを取られかけた時は

怖かったな…

機種が違って良かったw


そんな夢見が高校の生活に

限界を感じ始めた頃…


ーーーーーーーーーーーーー


夢見「もうやだ…

いっそ不登校になりたい…」


家に帰ってくる頃、

私はもうクタクタだった。


部屋着に着替えると

ベットにダイブする。

ストレスピーク。


新しい学校は別の中学から

来た人だらけで…

既に仲良しグループが

中学で出来ていたようで

私の入る余地はない。


…学校って存在自体が苦痛だ。


唯一のいい所と言えば、

高校になって新しい教科が

増えた事くらいだ。


やっぱりノートを取るのは

端っこに絵を描いたり出来て

面白い。

しかもその絵に勉強に関する

ポイントとか言わせれば

減点される事もない。(実話)


でもやっぱり対人関係がないのは

これから高校で過ごすに当たって

かなり苦しいだろう。


…友達百人は余裕で出来そうな

妹が羨ましい。


夢見「もうやだ。

やだやだやだ…」


やだを連発する内、

ずっと布団に入っていた私は

眠りについた。



気がつくと、そこは見知らぬ草原。


どこまで行っても草原草原草原…


明らかに夢だった。


夢見「何だこれ…

何もないじゃん!」


空にはふかふかの雲、

ふわっと風が通り抜けて…


夢見「珍しく初っ端から

なんのイベントもない夢だわ…

街の一つでもあればいいのに…」


そうつぶやくと、

私の意識は瞬時に場所を変え、

気がつけば街のど真ん中にいた。


人気のない交差点、立ち並ぶビル。


夢見「…ん!?」


この時まさかとは思った。

偶然自分の意思と

夢での出来事が一致する

ことはあったが、

あまりにも対応が早すぎる。


…ちょっとここで

一芝居売ってみた。


夢見「亜美〜!」


妹の名前を呼んでみた。

(ここでは亜美(あみ)としよう。)


…驚いたことに、

夢の対応はあまりにも素直だった。


亜美「おねぇ〜!」


遠くから妹の声、

呼び方もいつも通り…


それは確かに私の妹だった。


…ここで確信した。


夢見「これ…明晰夢だ…!」


元々、毎日のように夢をみる私は

人より夢に関して知識があった。


これを明晰夢とわかるのは容易。


これは楽しんだ物勝ちだ!


…とは言っても初めての明晰夢、

まずは簡単な所から

始めることにした。


夢見「亜美、

アイス食べに行かない?

私がおごるからさ。」


亜美「いいの!?ありがとう!」


そう言って亜美と歩くと、

その時意識はしていなかったが

段々と人気が増えて行き、

私と亜美の服のイメージが

固まって行った。


[服のイメージ]っていうのは

実は夢の中では重要視

されていなくて、

夢を覚えているけど

着ている服も覚えているってのは

極めて稀だ。めっちゃ珍しい。


明晰夢ってのは

着ている服を覚えやすいのかな…

ハッキリと覚えている。


お気に入りのキャスケット、

お気に入りの白いパーカー、

お気に入りのTシャツにスニーカー、

お気に入りの赤いバック。

全部お気に入りのファッション

だったからめちゃくちゃ

ハッキリ覚えているw


当時まだ小学生だった亜美のは

ピンクづくし。


しばらく歩くと、

地元で有名なアイスの店に

たどり着いた。


流石にバックの中身までは

覚えていないが、

財布を取り出して注文をした。


夢見「ダブルのコーンで

バニラとホワイトチョコレート…」


亜美「あたしは

苺とベリー&ベリー!」


うっわ苺づくしじゃんw


そんな現実と変わらない

ツッコミをすると、

金額も言われていないのに

細かい金額を支払った。


その時の値段覚えているけど

後で調べたらピッタリ一致って

どうなってんのこれww


私は財布を閉まって

注文したアイスを受け取ると、

亜美に苺だらけのアイスを渡した。


亜美「わあ〜!

ありがとうお姉ちゃん!」


その後、近くのベンチに座って

アイスを食べる。




これは自分なりの解釈だが、

現実で食べたことのある物は

ハッキリと味を感じるが、

現実で食べたことのない物は

味がないにもかかわらず

脳が違和感を消去している事が

多いと思う。




このアイスは食べた事があるので、

嬉しい事に細かい所まで

再現されていた。


ちゃんと冷たいし、

バニラもホワイトチョコレートも

味がする。


今思えばコーンに

紙がついてなかったな…

サクサクホロリもなかなか!


しばらく食べていると、

あっという間に完食した。


夢見&亜美「ごちそうさま!」


ちゃんと

いただきますごちそうさま

言うあたり私まだガキだな…w


亜美「ありがとうおねぇ!

それじゃあ、帰ろうか!」


夢見「帰る?どこに?」


亜美「え?そりゃ

あたしたちのうちに」


ーーーーーーーーーーーーー


亜美「おねぇ!ご飯だよ!」


夢見「…んあ?」


亜美に起こされて

目を覚ます私。


夢からの目覚めは

あまりにも唐突に来る。


よくご馳走とか食べる前に

目が覚めてしまうとか言うけど、

断言します。

あれは真っ赤なウソです!


何回か食べ物を夢の中で

手にした事はあるけど

必ず最低一口は口にするよ?


…まぁあまりにも目覚めと

近い時に食したら

味は完全に忘れているけど…


おっと、脱線して申し訳ない。


夢で食べた物は

目覚めた瞬間から

舌の感覚から脳の記憶に変わる。


どっちかっていうと、

暑い冷たいより

トロリとかパリッとか

物理的な感覚の方が

比較的ハッキリ覚えている

確率は高いと思う。


亜美「早くしないと

おねぇの分も食べちゃうよ?w」


夢見「…勘弁してくれw」


ーーーーーーーーーーーーー


それ以来、明晰夢をみる確率は

かなり増えた。


明晰夢でない夢でも

望む流れに持っていけるのは

かなり楽になったw


流れを変えられない夢とかは

夢占いに対応しているのが

ほとんど。


…3分の1の確率で

恐怖を持つ何かに追っかけられたり

銃弾で打たれたりする夢をみるのは

深夜目が覚める程きっつい。

実際感覚残るし…


ちなみに、小説のネタに困った時は

明晰夢でその小説のイメージを

貼り付けてやると

色々試せて便利なんだよなw


イメージさえ貼り付ければ

後は勝手に進んでくれるのは

いちいち考えなくていいから

かなり助かる!


…まぁいちいち考えるのも

楽しい時は楽しいかな。


最後に、話があちこち脱線して

申し訳ないw


結論は「明晰夢を見始めたのは

高校入学時ストレスピークの時」

です。


では、また素晴らしい

夢を見たらお会いしましょう。


もしかしたら、

あなたの夢もいつか明晰夢に…


あ、そうだ!

この小説「夢見物語

〜明晰夢を見始めた理由〜」

を書いていて思ったけど、

なんか面白いを夢見たら

このサイトに小説にして

投稿しよっとw


明晰夢とかは書いてても

つまんないから

特に夢占い対応の夢とか

それこそ恐怖の夢とか

書いて行こう!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 怖い夢とか読んでみたいです。楽しみに待ってます。 [一言] 明晰夢。 出来ることならぼくも体験してみたいです。
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