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葉子と翔太30ー受験生の夏

 夏。

 受験生にとって、夏は勝負の夏らしい。

 志望校を桜葉女子にしたいと言ったら、パパもママも先生も応援すると言って、張りきってカリキュラムを考えてくれている。


 塾長から、夏期講習と夏合宿に加えて、自習室もなるべく来るように念を押される。

 国語の真紀先生が参考書を貸してくれたりプリントも用意してくれたり、とても親身になってくれている。

 七月の合同模試の結果はかなり良くなっていたが、それでも桜葉女子の判定はなんとかBに入った程度だ。


 夜。

 髪を乾かす時間が勿体なく感じて、切ろうかなと思ったけど、翔太の顔が浮かんだ。

 男の子って、長い髪の方が好きだろうか。

 ユイちゃんは凄くきれいなロングヘアーで、憧れる気持ちもある。


「葉子、乾かしてあげる」

 ママが後ろに座ってドライヤーを掛け始めた。


「ねぇママ。髪、短くした方が良いかな」

「ええっ、勿体ない。でも、短いのも可愛いかしら……」

 ママはうーんと唸って考えこんでいる。

 ……まぁ、髪を切ったからって、成績が上がるわけじゃないし。切らなくてもいいか。

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