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葉子と翔太25ー六年生
六年生の、新学期。クラス替えだ。
クラス分けのプリントが、校舎の壁に貼られている。
あった。一組だ。……翔太は二組。サヤカも。
二人とも別のクラスになってしまった。
重い足取りで、一組の教室に向かった。
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一組。
宮田が竹之内くんと騒いでいる。
女子は、いくつかのグループに分かれて話していた。
どうしよう、アサミちゃんに声をかける?
でも、アサミちゃんは、吉田さんたちと仲良しだし……。
「ヨーコ。おはよ」
え?サヤカがいる。
「おはよう、葉子」
サヤカと翔太だ。二組のはずなのに。
「ヨーコ、クラスに友達いる?あんた大丈夫?」
「サヤカ、ストレート過ぎ。ちょっと様子見に来ただけだから。」
……わざわざ来てくれたんだ。お礼、言わなきゃ。
「サヤカ、羽島くんも。ありがとう」
「葉子。暇な時は、2組来て。おれも時々こっち来るから」
翔太に会いに、二組に行く……無理な気がする……。
「そろそろ戻らないと。ヨーコ、早くランドセル片付けなよ」
サヤカと翔太が帰って行ったあと、ランドセルを片付けた。
二人とクラスが違った事はショックだったけど、会いに来てくれた。おかげで少し気持ちが楽になった。
一組でもいいや。頑張ろう。




