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葉子と翔太17ー合同模試
合同模試は、思ったよりも難しかった。
理科と社会はやっぱり苦手だ。算数の問題も、半分位が応用問題で、時間配分に迷った。
周りの鉛筆の音だけがやけに速く感じる。
結局、白いままの欄が、いくつも残ってしまった。
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後日、塾で成績表が配られた。
結果は262人中、143位だった。
「羽島!何位だった?」
「……24位。下がった」
「クソー、結構差があるな。オレ68位。あとやっぱ神島すげーな」
順位表は20番までしか載ってない。こっそり翔太のS・Hを探していたが、載っていなかったようだ。
男の子たちが、ユイちゃんの話をしているのが聞こえる。
「3位のY・K、神島だよな?」
「ゴッド3位か。まぁまぁのゴッドだな。」
「ゴッドもうちょい頑張って欲しいわ。1位、またK・Kじゃん。特進のやつだろ、開正志望の。」
……。ちょっとモヤモヤする。誰か知らないけれど、いい気はしない。
「ちょっと長谷部。ユイちゃんの事、ゴッドって呼ぶのやめなよ」
サキちゃんだ。
「えー、ぴったりじゃん」
「センスない。バカじゃないの」
「サキちゃん、もういいから。……でも、ありがと」
……ユイちゃん、やっぱり嫌なんだ。
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夜。
模試の結果を見せたら、パパもママも喜んでくれた。
143位でもいいのか。
志望校、そろそろ考えた方が良いのかな。




