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葉子のノート22ーあおば組と葉子
翌日、あおば組。
一応、ノートは拭いて乾かしてから元の場所に戻した。
たぶんバレないと思う。私が態度に出さなければ。
でも、昨日の夜も今日の朝も、ママの顔を見ただけで泣きそうだった。どうしよう。
「ヨーコ、またボーっとしてるの?早くランドセルしまったら?」
サヤカに声をかけられて気づく。チャイムが鳴ってしまった。
___
放課後。
「……ただいま」
誰もいない。良かった。
自分の部屋でランドセルを下ろして、ベッドに横になる。
今日も塾がある。ママもすぐに帰って来るだろう。
……ママ、心配してたな。
塾の時間までに、
学校の宿題を終わらせてしまおう。
ママに、あまり心配をかけたくない。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
本作はここで第1章完結となります。
第2章「葉子と翔太」は、2月上旬の開始を予定しています。
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