表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/68

葉子のノート12ー羽島くん

 五年一組。


 男子達が放課後公園に行く話をしている。


「ショータも今日帰り公園行かね?」

「あー、ごめん、最近塾多くて」


「週何日位行ってるん?もしかして受験する?」

「週4。ウチ、兄貴も受験してたから」


 ーー知らなかった。羽島くん、中学受験するんだ……。


___


 放課後。


「ただいま」


 返事がない。今日はママ、外で仕事なのかな。


 自分の部屋にランドセルを下ろして、ベッドに横になる。


 羽島くんは、あおば組で最初に仲良くなった男の子だ。


 でも、羽島くんは四年生から普通のクラスへと移っていった。


 何がきっかけで仲良くなったんだっけ。よく思い出せない。


 羽島くんが塾に通ってるのは知ってたのに、なんで受験するって気づかなかったんだろう。


 元あおば組だから?でも羽島くんはずっと、勉強が出来る。


 きっと合格するよね。じゃあ、中学生になったらもう、会えないんだ……。


 スマホのアプリを眺める。

 シロと話そうかな。


 でも、羽島くんの話をするかどうかは迷う。

 とりあえずシロにご飯でもあげようかな。


《♪ご飯ご飯〜 太ったネコはご飯が大好き〜》


 進化したシロは前よりずっと歌が上手くなったと思う。

 前より落ち着いた声だ。


 シロになら、話してもいいかな。

 ついでに、ずっと話せなかったサヤカの事も。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ