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【プロットタイプ】また

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

コールドスリープってある意味死ぬのと同じことだと思うんですよ。

アニメを見ている。丁度最終回で、物語のクライマックスを迎えよとしていた。一度は死んだと思われていた登場人物達が、次々と戻ってハッピーエンド。

そこで皆を慰めていた孤児院のお姉さんが笑顔でこう言った。

――ほら、言った通り。皆大丈夫。またパーティしましょう。

私の頭の中は浦島太郎が広がっていた。


この世界には、コールドスリープと呼ばれる技術がある。治る見込みのない人を冷凍保存して、未来の治療に託すという物だ。

けれども其れで再度目覚めるかは分からない。永遠と冷たい氷の中で眠り続けるのかも知れない。そう思うと、コールドスリープした時点である意味死ぬのと同義なのだと思った。

「あのさぁ瑠衣たん。このアニメでも、コールドスリープでもそうなんだけどさぁ、また目覚めると思うと、死ぬって感覚薄いよね」

『また』目覚める事が出来るから、死ぬ時の恐怖がない。言うなれば、夜に眠るのと同じこと。『また』明日には目覚める事が出来ると確信しているから、恐怖がない。死ぬとは別ものだと思っている。

「でも……其れで目覚めなかったら死ぬのと同じだよねって思っちゃった」

其れは……死ぬ時の恐怖が無いから、ある意味幸せと言えるのか。それともまた生きる希望を抱いている分、残酷なのか私には分からない。

「そうだな」

一緒にアニメを見ていた瑠衣が淡々とそう変事をした。何かを考える様に、視線を逸らし、また此方を向いてまた口を開く。

「そうした意味ではコールドスリープも、死ぬのも生者から同じことだと思う。ただ『また』目覚めるという希望的観測があるかないかの違いで、喜劇にも悲劇にもなるというだけ」

じゃあ、私が死ぬ時は『また』目覚めると思って、体にさえ覚え込ませて死ねば喜劇に転じるという事だろうか。

そんな思考回路を読んだのか、瑠衣の冷徹な目が私を射抜く。

「やる事やってから死ねよ」

「君、私のお友達と同じ様なこと言うねぇ」

でも、そうなのだ。『また』があればきっと容易く命を落とす行為をしてしまう。だからきっとそんな未来に期待を掛ける訳にはいかない。

ランキングの通知が来るようになりましたね。

純文学は書いてる人が少ないから、入りやすいって感覚でした。


最初の私

(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛ 捨てたもんじゃねぇな!!


今の私

(  ˙-˙  ) そもそも書いてる人少ないから、入るの当たり前じゃない?

一日に百人も純文学書いてんのか( '-' )

書かねぇよな( •︠-•︡ )

まぁ喜ぼう(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛



これ、SFなのかな。

一応、コールドスリープネタがあるので、そうしてるんですが。


色々あって途中退出したキャラが、『後で戻るよ!!』と言われている時も、コールドスリープに願いを掛けるのも、希望的観測があるから、怖くないんですよ。


※だから死ぬという意識は『また目覚める』という気概が有れば、起こりえないのではないかと。


でもそれで戻らなかったら、解凍されなかったら、もう目覚める事はないんですよ。

それはもう、死ぬのと変わらないのではないかと。

死ぬ覚悟もないまま眠りに着くのが、幸せなのか、そうでは無いのかは分かりません。


死ぬ覚悟を持ったまま。

このまま目覚めることが無いという気持ちのまま。

そのまま消えるなり、コールドスリープ欲しいなぁと思います。


だって、『絶対』目覚めるなんて事ないじゃないですか。

本人からしたら、『少し眠る』ぐらいの感覚だけど、本当に目覚めるかは分からないじゃないですか。

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