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地球崩壊、逃れる人々

あれから一ヶ月が経った。


『今すぐ移民船に搭乗してください!繰り返します!今すぐ移民船に搭乗してください!』


ホログラムのモニターに表示されるニュース。そのニュースキャスターの人は人々に移民船に搭乗するよう呼びかけている。

その脇には近づく反物質爆弾の映像が映し出されていた。


こんな一大事なのに、人々は落ち着いていた。なぜなら、事前に避難の準備をしろと言っていたからだ。


次々とリフトが移民船に入り込んでいく。







司令部にて。オペレーターと司令の声で飛び交っていた。


「4958192番船の乗り込みリフトに故障が発生!現在修理中!」


「RLFの大軍が接近中!その数1000万!1時間後に接敵します!」


「衛星軌道上にある迎撃装置とシールド展開装置を起動しろ!足止めだ!」


「避難状況、現在97%!」


「1AIHB4棟、避難が遅れています。避難を早めてください」


「避難状況、現在98%!」


数分後。


「99%!」


それまた数分後には避難が完了した。


「我々も避難する!5番要塞級旗艦用戦艦に乗り込む!」


司令部から人が全員いなくなり、リフトで要塞級戦艦に登場する。

10番まで旗艦はあるが、それぞれには既に司令官が乗り込んでいる。

移民船団は10個に分け、この惑星から退避する予定だ。退避したら電波が届かなくなるため、そこから先は完全に独立した艦隊として動く。


地下に埋められている移民船団の前に黒い穴が空く。移民船はエンジンを起動し、その穴の中に入っていく。全ての移民船と護衛艦隊は穴の中に入り、地球に元いた生物は全て消滅した。


そのもぬけの殻になった惑星に、爆弾とRLFが迫る。


RLFは地球がもぬけの殻になったことも知らず、地球に攻撃を仕掛ける。衛星軌道上のシールドを削り、地球の地下に侵入する。だが、ここまですんなり地球に入れることに数体のRLFが違和感を持ったが、それでも地球の内部全てにRLFが入り込んだが、RLFはようやく気付いた。人類がいないことに。居住空間があった場所はただの装甲になり、ドックらしき場所には船が無い。


そんな地球に反物質爆弾が直撃し、RLFを巻き込んで地球は消滅した。



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