喚ばれた剣聖

突如として召喚された青年　八九楽　律兎

彼は現代で最強の剣士に与えられる称号、『七剣』の一人で剣聖の称号を頂いていた。

そんな彼は一人の少女によって突如洞窟へと召喚される。


『助けてください。』

『断る。』


魔王軍に襲われ、絶対の危機に瀕した街で最後の願いを込めて律兎を召喚したミリア。
彼女は彼を召喚したが、願いは虚しくも断られてしまう。

ただ、彼女は召喚の方法はおぼろげに知っていたのだが、還す方法は全く知らなかった。

そのため律兎はミリアと共に魔王軍から逃げる旅を始めることになるのだった。

彼は文句を言いながらも元の世界の力を振るい、ありとあらゆる理不尽を斬り抜けていく。

何かと巻き込まれ体質な律兎とミリア、そんな2人が行き当たりばったりに生き抜き、そして、、、いずれ世界を救う物語。