表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

片想い

作者: 仮名かなた

この片想いに、終わりが欲しい。

好きなひとがいる。

好きになっちゃいけないひと。


告白なんかしたら二度と笑顔が見れなくなる。


こんなことになるなら、好きならなきゃよかった。


「由美子起きて?由美子?」

「ふわぁ、おはよ夏海」

「授業中だよ」

「由美子さん。先生の授業がつまらないのですか」

「ちがいますよ。みーちゃんの声が気持ちよくてついねむちゃうんですよ」

「ふざけてないで真面目に聞きなさい」

「へーい。怒られちゃった」

わたしに向かって、テヘッといって舌を出す。


由美子は、ふざけた態度で彼女(みーちゃんと呼ばれた)先生をからかう。

由美子は、先生のことが好きなのだ。

そして私は、由美子のことが好き。


叶わない恋。

わたしと由美子は、小学生の頃からの付き合いだ。

いわゆる、幼馴染と言ってもいい。

私が由美子のことを好きになるきっかけはなかった。

気付いたら好きになっていた。

由美子の声、顔、髪、大きな瞳、控えめな胸全てが好きだった。


叶えたい恋。

あたしは、みーちゃんが好きだ。となつみに思われている。あたしが好きなのは、夏海なのに。

あたしは小学生の時、なつみの後ろに隠れていた。人と話すことが苦手で、すぐ赤面してしまうあたしは、夏海を頼っていた。あたしには夏海がいればそれでいいそう思って生きてきた。


叶ってはいけない恋。

私は、教師として生徒のことを好きになってはいけない。誰も幸せになれないと知っている。

先輩の教師が、生徒に手を出してクビになったばかりだった。

私は、由美子が好き。

授業中にふざける由美子。そして、夏海のことが好きな由美子。恋している彼女が好き。


あたしは、夏海を呼び出した。

好きな人がいる。

夏海は、「知ってるよ。先生のことでしょ」と答えた。

やっぱり。

あたしは、違うと言えなかった。


由美子に呼び出された。

由美子は「好きな人がいる」と言った。

知ってるよ。先生のことでしょ。

俯きながら答えた。


由美子が夏海を呼び出した。

私は、見てしまった。


私は、由美子から手紙をもらった。

夏海に嫉妬させるためにあたしと付き合ってるふりをして欲しい。と書いてあった。

私は、喜んだ。嬉しかった。


あたしと、みーちゃんは付き合ってるふりをすることになった。みーちゃんが乗ってくるとは思わなかったけど、これであたしのことを夏海がもっと見てくれると思った。


由美子と先生の距離がいつもより近い。

由美子は先生と付き合いはじめた。

わたしは、学校を休むようになった。

理由は誰にも言えない。


あたしとみーちゃんが付き合い始めて、夏海は学校に来なくなった。あたしは、どうすればいいのだろう。


由美子と付き合い始めて、1週間が経って夏海が学校を休むようになった。私は、優越感に浸っていた。私は、選ばれたのだと。


夏海が学校を休むようになって2週間が経ち、由美子がだんだんとげんきがなくなっていた。私はつい怒鳴ってしまった。

「私のことより、夏海が大事なの!?」

由美子は、怯えてしまっていた。


わたしは、後悔している。

何故、由美子に伝えなかったのか。

応援なんてできない。

由美子は、わたしの知らないところで強くなっていた。いつもわたしの後ろに隠れていたのに。


「みーちゃん、ごめんなさい。あたしはっ!夏海のことが「私のことはアソビだったの?いつものように。私はあなたのことが好きなのに!このことが学校にバレたら私がクビになることわかっていたはずなのに!」


先生苦しい。助けっ。なつ


気付いた由美子は動かなくなっていた。

私が、首を絞めていたことに気づいた。


わたしは何も知らなかった。

知りたくなかった。

由美子待ってて。

今から...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ